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2018年5月29日 (火)

高畑勲監督を偲んで/「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」

2018年5月25日(金)、オープロダクション・アニドウの主催により杉並公会堂大ホールで開催された「高畑勲さんを偲ぶ会」にて、追悼ミニコンサートとしてジャズカルテット+1で献奏いたしました。

そのことについてここに記しておきたいのですが、取り急ぎ暫定的に4月からの一連の公開日記を貼っておきます。
いずれ時間ができた時に改められれば・・・と。





【動画について付記】

『母をたずねて三千里』(高畑勲監督/1976年放映)の劇中音楽より「港町の少年マルコ」です。
サントラ盤には同曲が計3トラック収録されており、曲名は上記のほか「屋根の上の小さな海」「とうとうかあさんに」と付けられています。
作曲は(『母をたずねて三千里』の音楽すべて)坂田晃一氏。

2018年4月5日に逝去された高畑監督を偲んで、この作品の主人公マルコの旅を思いながら弾きました。
2018年4月7日、東京・ホコラスタジオにて。
(ピアノの調律はだいぶ悪いですが、期間限定として暫く公開しておきます)

動画でピアノ手前に開いて置いた本は、2016年12月にイタリア文化会館にて開催された“マルコの世界 小田部羊一と「母をたずねて三千里」展”の図録です。

同展にて、高畑監督は『母をたずねて三千里』を観たのは放映当時以来(40年ぶり)との由。
そのコンサート終演後、「劇中音楽からは9曲演奏しましたが、全曲とも覚えていらっしゃいましたか?」とお尋ねしたところ、「確かに覚えていない曲もあったけれど、いや、しかしほとんどは覚えてましたよ、うん」とのことでした。

参考までに、同展に関する私のブログ記事はこちらです↓

● 同展の告知:ピアノトリオで奏でる、マルコの世界/「母をたずねて三千里」

● 同展の後記: ピアノトリオで奏でたマルコの世界(コンサート後記)










【付記】

そして当日。千人以上の会場は満席でした。





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(会場で配布されたリーフレットより、コンサート演目部分)


【追記】

主催のなみきたかし氏のツイートも。



by りき哉

2018年3月31日 (土)

“あわいびとライブ2018春”を終えて

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東日本大震災から8度目の桜が咲き溢れる中、東京は中目黒「楽屋」にて、あわいびとライブはおかげさまで無事終了しました。
ご来場くださいました皆さま、応援してくださった皆さま、どうもありがとうございました。心より感謝申し上げます。

ウェブ上に公開している音源を通じて、これまでいろいろな繋がりが生まれました。
なかでも、それぞれのうたが唄い継がれたその地にお住まいであったり、そこのご出身であったり、その地に何らかの縁(ゆかり)を持った方から頂戴するメールやメッセージは特別な意味を伴って、そのひとつひとつは私自身にとって宝ものとなっています。

テキストメールだけで「一生の宝もの」なのですが、この度のライブでは、そうして以前にメールくださった方が何名もお越しくださいました。
いずれの方も相馬地方のご出身で、遠くは札幌からも。
お一人お一人とこうしてお会いできたことに感激するばかりで、(そのエピソードそれぞれを胸にしまって)ここにお礼を申し上げます。

そしてずっと応援してくれている友人から頂いているものも計り知れません。
本当にどうもありがとうございます。

今回は熊本県の「おてもやん」も(賑々しくサンバのリズムに乗せて)お届けすることができました。
頂いたアンコールでは、とびきりクールなサウンドに仕上がった「お江戸日本橋」をお土産に、と。

コントラバス奏者・三枝俊治さんをサポート・ゲストにお迎えしての4人での音の会話は楽しく弾んで(三枝さん、ありがとうございました!)、会場の皆さまと春の一夜を共有できたこと、とても嬉しかったです。

あわいびととして、今後も自分たちにできる活動を永く続けてゆきたいと思っています。
これからも皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。


【ライブ・データ】
2018年3月27日(火)
於:中目黒 「楽屋」

出演
唄・太鼓   美鵬成る駒
尺八・篠笛  佐藤錦水
ピアノ    中村力哉
コントラバス 三枝俊治(サポート・ゲスト)

演奏曲
・十勝馬唄(北海道)
・会津磐梯山(福島)
・釜石浜唄(岩手)
・男なら(山口)
・おてもやん(熊本)
・木曽節(長野)
・お立酒(宮城)
・十三浜甚句(宮城)
・相馬二遍返し(福島)
・南部餅つき唄(青森)
・お江戸日本橋(東京)

  あわいびとウェブサイト: awaibito.com



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(photo1,2 by なみきたかし氏)

by りき哉

2018年1月30日 (火)

あわいびとライブ 2018春

2018年初春。
寒い日が続いていますが(先日の都心の気温は48年ぶりの低さだったとか)、ちょうど桜の咲き始める頃になるでしょうか、来る3月27日(火)、東京は中目黒の楽屋(rakuya)にて「あわいびとライブ」を行います!

この度は、ベーシストの(レコーディングにも参加してくださいました)三枝俊治さんをゲストにお迎えします。

  「あわいびと」って何?・・・という方は、こちらをどうぞ↓
  あわいびとウェブサイト: awaibito.com

以下、ライブ詳細です。
民謡の好きな方も、民謡に興味のない方も、ジャズが好きな方も、その他どなた様も、どうぞお運びください。

2018年3月27日(火)
open 18:00
start 19:30
music charge 3,000円

中目黒 楽屋 rakuya
東京都目黒区上目黒2-15-6
tel 03-3714-2607

唄・太鼓   美鵬成る駒
尺八・篠笛  佐藤錦水
ピアノ    中村力哉
コントラバス 三枝俊治(サポート・ゲスト)

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by りき哉

2017年12月 9日 (土)

あわいびと、かつしかFM生出演しました

2017年も師走。
この度は、かつしかFMの生放送番組「正田麻盛プレゼンツ~麻生みどりのいろはに民謡」にお招き頂き、あわいびと3人そろって出演させていただきました。

パーソナリティの麻生みどりさん、そしてアシスタントの小山みつなさんに導かれて、また放送中にリスナーの方々からもメッセージやリクエストも頂戴しまして、おかげさまでとても楽しく和やかなスタジオでのひと時となりました。どうもありがとうございました!

その生放送の様子が、YouTubeにアップされています。

麻生みどりのいろはに民謡 2017/12/7

↑あわいびとの登場は16分40秒から。
(ウェブ上では未公開の「会津磐梯山」もお楽しみください♪)



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生放送を終えて。



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↑スタジオをおいとまして、今後の更なる発信を志しつつ乾杯の図。(顔が赤いのは赤提灯のせいです)


以上、あわいびとブログ(元記事)より転載しました。


あわいびとwebsite awaibito.com


by りき哉

2017年7月 7日 (金)

あわいびと NHK-FM出演のお知らせ

この度は、NHK-FM「吉木りさのタミウタ」にゲストとしてお招きいただきました。

6月20日、美鵬成る駒と佐藤錦水がスタジオ収録に伺いまして、和やかに楽しくお話をして参りました。
私・中村はスケジュールの都合により出席叶わず、事前のアンケートにお答えする形で参加させていただきました。

あわいびとゲスト出演の放送は、(当初7/16と再放送7/17とご案内していましたが、予定変更となり)

● 2017年7月9日(日)
午前11時00分~11時50分

● 2017年7月10日(月)(再放送)
午前5時00分~5時50分

の予定です。

NHK 番組サイト:吉木りさのタミウタ

あわいびとブログ:NHK-FM「吉木りさのタミウタ」に出演します

19249906_1540943159326172_753133815 司会の吉木りささん、ゆかりさんと収録を終えての記念撮影(2017年6月20日)


by りき哉


2017年5月27日 (土)

あわいびと むさしのFM生出演のお知らせ

2017年5月27日(土)の14時過ぎ、むさしのFM(78.2MHz)の番組「川久保秀一のSaturday Music Flow」にゲスト出演します。

13〜15時の番組中、あわいびとの出演は14:15頃から30分ほどの予定。
(PCやスマホでも聴取可→ http://www.musashino-fm.co.jp

生放送です。
ミュージシャンでもあるパーソナリティの川久保さんとどんなトークになりますか、そしてweb未公開の「会津磐梯山」も、どうぞお楽しみに。

(あわいびとwebsite : awaibito.com


【後記】
ナビゲーター川久保秀一さんに導かれて、楽しく無事終了しました。どうもありがとうございました。

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by りき哉


2017年4月27日 (木)

タンゴと出会うの巻

bando-band ライブ(2017.4.24 中目黒「楽屋」)の後記です。

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アルゼンチン・タンゴを中心に、コンチネンタル・タンゴ、ピアソラ、そしてオリジナル・タンゴまで、タンゴ、タンゴ、そしてタンゴをお届けした、大久保かおり率いるbando-bandライブは、会場満杯の熱気に包まれて無事終演しました。

ご来場いただきました21世紀の日本の皆さま、どうもありがとうございました。
(すっかり自分が20世紀初頭のブエノスアイレスからやってきたつもりです)

ブエノスアイレスで暮らした頃が懐かしい。
(「タンゴの古典と自分なりに向き合い続けたこの二週間ほどの日々が懐かしい」の意。転じて、僅な期間でも一心に取り組めば小さくとも新たな世界が開けること)

昨年『母をたずねて三千里』でマルコ少年とともに1882年のアルゼンチンを旅したこととも繋がって(かどうか)、今回の「タンゴとの出会い」は、何かタイムリーだったような。
もし二年前の自分だったら、この音楽様式にここまで心躍らされなかったかも、と。

音楽の中の何を以て「出会い」と捉えるかは文脈で様々だけれど、ともかくとても嬉しい、わくわくする出会いでした。

(これからじっくりと時間をかけて、それが細胞の奥まで染み込みますように)


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【ライブ・データ】

2016年4月24日(月)
bando-band LIVE!

bandoneon   大久保かおり
piano      中村力哉
bass      カイドーユタカ
percussion  海沼正利
violin     森川拓哉(guest)

中目黒「楽屋」 にて

by りき哉

2017年4月26日 (水)

秋元順子 『Dear Songs II』 リリース

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先日(2017.3.8)、秋元順子さんのアルバム『Dear Songs II』が発売になりました。

「酒は泪か溜息か」(古賀政男作曲/昭和6年発表)

「東京ブギウギ」(服部良一作曲/昭和22年発表)

私はこの2曲の編曲(とピアノ)を担当しています。

今回のアレンジの聴きどころは、いずれも小さな編成(カルテット&クインテット)による、前者のジャズ的なリハーモナイズ(和声付け)と、後者の元アレンジへのオマージュを埋め込みつつのコンテンポラリーなサウンド、でしょうか。

順子さんの歌声とともに、アレンジも楽しんでいただけますように。

トップの写真はその録音メンバーと。
2017年1月12日、キングレコード関口台スタジオにて。


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【補記】
アルバムのラストにボーナストラックとして収録された「佐渡おけさ~リンゴ追分 ライブVer.」でも、(アレンジは担当していませんが)演奏で参加しています。


by りき哉

2016年12月21日 (水)

ピアノトリオで奏でたマルコの世界(コンサート後記)

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2016年12月18日、イタリア文化会館が主催する“マルコの世界 小田部羊一と「母をたずねて三千里」展”の関連企画として、同会館アニェッリホールにて“中村力哉 Life is now trio コンサート「MARCOとイタリアンシネマの名曲」”が行われ、無事終了しました。

会場いっぱい(300名様超)の皆様にお運びいただきまして感激です。
どうもありがとうございました。

このコンサートでは、イタリアンシネマの名曲も織り交ぜつつ、1976年に制作・放映されたテレビアニメーション作品「母をたずねて三千里」の中から、主にその劇中音楽をジャズアレンジ・演奏しました。
(全52話、26時間におよぶ同作品を今秋一気に、そして一度ならず鑑賞したことは前々稿に書きました)

イタリアの港町ジェノバの活気溢れる、そして時に静かな情景。
ジェノバの町を駆ける少年マルコ。
大好きなおかあさんとの別れ。
ペッピーノ一座の、妖しく物悲しげな音楽と、愉快で楽しい音楽。

坂田晃一氏の作曲による、物語と結びついた数々の音楽はいずれも美しく印象的で、いざ選曲とアレンジに取り掛かってみると「この曲も演奏したい」「この曲も外せない」となり、結果的に、企画をいただいた当初の見当を大幅に超えた曲数を取り上げてしまいました。(主題歌と合わせて計10曲になりました)

また、コンサートに先立つ12月10日は小田部羊一氏の、17日は高畑勲監督のトークイベントにて、貴重なお話を楽しく聞かせていただきました。
「“三千里”はテレビシリーズでやってはいけない作り方でしたよね(感情を抑えた演技など、これはもう“映画”の表現手法ですよね)。高畑監督の罪深さを改めて思います」と(40年を経た今は笑いながら)お話しになる小田部氏のトークを受けて、翌週は高畑監督も「その通りだったと思います」と反省の弁(?)を語っていらしたことも含め、この展示を通して、門外漢である私にもアニメーションにおける同作品の歴史的価値の重みを感じ取れることがいくつもありました。

この名作に光を当てる大きなイベントに携われたことはとても嬉しく、コンサートを企画・構成してくださったANIDOなみきたかし氏はじめ、関係者の方々に心より感謝します。

コンサートを終えた今は、主人公マルコと共にした遥かな旅を振り返って感慨無量です。

当トリオのメンバーは西川輝正(wb)と秋葉正樹(ds)。

本稿トップの写真と以下、コンサート当日の模様です。
(写真提供; ANIDO)


_mg_2511コンサートの総合司会を、ANIDOのアニメーターでいらっしゃる藤原さんがして下さいました。


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Img_0167私が(不慣れな)MCをしている勇姿をとらえた写真は貴重なので、記念に貼りました。


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Img_0246(キャラクター・デザインを担った小田部氏と同様に)高畑監督も『母をたずねて三千里』を観たのは放映当時以来(40年ぶり)だそうです。
「劇中音楽からは9曲演奏しましたが、全曲とも覚えていらっしゃいましたか?」
「確かに覚えていない曲もあったけれど、いや、しかしほとんどは覚えてましたよ、うん」
と、終演後の図。


というわけで、これもぜひ再演、そしてさらなる展開ができたら、と思っています。


【コンサート・データ】
2016年12月18日(日)
中村力哉 Life is now trio コンサート
「MARCOとイタリアンシネマの名曲」
(“マルコの世界 小田部羊一と「母をたずねて三千里」展”関連企画)

piano  中村力哉
bass   西川輝正
drums 秋葉正樹

会場:イタリア文化会館 アニェッリホール
主催:イタリア文化会館
コーディネーター:イラン・グェン
構成:なみきたかし
後援:イタリア大使館
協力:日本アニメーション株式会社、アニドウ、日本アニメーション文化財団


【関連ログ】

ピアノトリオで奏でる、マルコの世界/「母をたずねて三千里」 (2016.12.10)

CD ALBUM “Frame by Frame” 中村力哉トリオ (2016.12.9)


by りき哉

ANIDO Music on Animation/中村力哉トリオ『Frame by Frame』レコ発コンサート後記

2016年11月21日、杉並公会堂小ホールにて、“ANIDO Music on Animation”シリーズとして「中村力哉 Life is Now Trio “Play the Music of Animation vol.4”コンサート」が開催され、無事終了しました。

たくさんのご来場をいただきまして、どうもありがとうございました。

2008年に初演して以来vol.4となった今回のコンサートはそのCD化記念でもあり、今秋レコーディングしたアルバム『Frame by Frame』(ANIDO RECORD)が同日リリースとなりました。
“Jazz of animation films called masterpieces”をコンセプトとした、ピアノトリオ作品です。

今回のコンサートでは同アルバムに収録した曲(※)を主に、また新たに『王と鳥』(ポール・グリモー監督)よりヴォイチェフ・キラール作曲のテーマ曲をアレンジしてお届けしました。

会場は皆さまの温かな気に包まれて、私たちも丁寧に練り込んできた音楽を楽しく演奏することができました。

ご来場いただいた皆さま、プロデューサー・なみきたかし氏はじめ関係者の方々にお礼申し上げます。

以下、コンサート当日の模様です。
(写真提供; ANIDO)


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リリースとなったCDアルバム(※)もたくさんの方にお求めいただきました。ありがとうございました。


【コンサート・データ】
2016年11月21日(月)
“ANIDO Music on Animation Vol.11”
中村力哉 Life is Now Trio
Play the Music of Animation vol.4
CDアルバム・リリース記念コンサート

piano  中村力哉
bass   西川輝正
drums 秋葉正樹

会場:杉並公会堂 小ホール

主催:アニドウ
企画・構成 なみきたかし
協力:日本アニメーション文化財団、オープロダクション


※ アルバム詳細については前々稿でご案内しましたので、下記リンクをご覧下さい↓

CD ALBUM “Frame by Frame” 中村力哉トリオ(2016.12.9)


by りき哉


より以前の記事一覧

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