4:ONの日記

2009年10月16日 (金)

秋元順子'09秋ツアー 前編

9月9日に3rdアルバムが発売になり、鈴鹿から始まった秋元順子さんの2009年秋ツアーもすでに半分を過ぎて後半へと入りました。

以下、このツアー前半で撮った写真です。


Imgp49702
9月14日 愛知県勤労会館に隣接した公園。
穏やかな秋晴れの下での囲碁や将棋。


Imgp4986
9月16日 大分iichikoホールを囲むお堀に掛けられている廊下橋。
この廊下を渡った向こう側はホールの楽屋入り口。


Imgp5089
9月23日 石川県立音楽堂。
リハーサルの合間に珍しく(というか初めて)ピアノを華麗に(かどうかはさておき)弾く順子さん。


Imgp5095
9月23日 その石川県立音楽堂で、こっちは真面目にリハーサルしている様子。
(メイクのTさんに撮ってもらいました。モノクロ。)


Imgp5106_6
9月26日 山形県県民会館に隣接する、山形県郷土館(重要文化財「山形県旧県庁舎及び県会議事堂」)。


Imgp5119
9月26日 その中庭。


Imgp5144
9月27日 岩手県の猫。


Imgp5213
10月2日 奈良100年会館。
このSF的な空間に注目!
2階席と3階席を見てください。
すごい。


Imgp5237
10月3日 奈良公演の翌日はお寺巡り。
法隆寺にて、順子さんとメイクのTさんとメンバー。
(私はカメラマンなので写ってません)


Imgp53612
10月3日 唐招提寺にて。


Imgp5489
10月12日 今年2度目の広島。
(今年3月に訪れた時の記事はこちら。初ヒロシマの朝散歩


Imgp5508
10月12日 原爆ドーム横の噴水で気持ち良さそうに水浴びするスズメ。
(平和の象徴として。)


Imgp5529_2
10月13日 山口県の猫。


Imgp5533
10月13日 高松のカフェ「umie」は私の日本で唯一の「行きつけのカフェ」です。
順子さんと優平さんとメンバー皆を誘って立ち寄りました。
自分の大好きな場所を皆と共有できることの幸せを感じました。
(umieについて書いた過去ログはこちら。
ああ、愛しのumieのカレー!


Imgp5545
10月13日 そのumieの店内の様子が解る角度で、私も写してもらいました(順子さんと龍大郎さんと)。


そして以下、umieでの素敵な表情の面々。
我ながらナイス・スナップの数々です。


Imgp5589
ギターの永島さん。


Imgp5571
ベースの芳賀さん。


Imgp5582
ドラムの河崎さん。


Imgp5572
バイオリンの村上さん。


Imgp5585
キーボードそしてバンマスの龍大郎さん。


Imgp5625
作詞・作曲家の花岡優平さん。


Imgp5605
そして秋元順子さんの、エラ・フィッツジェラルドについて語っているときのこの表情。


・・・というわけで、ツアーは無事に楽しく進んでいます。
後半も楽しく、気合いを入れていきます。

by りき哉

2009年10月 5日 (月)

bando-band '09 秋のライブ(追記あり)

090922_bandoband_01

去る9月22日、長野県上伊那郡中川村で行われたbando-bandの野外ライブ。

リハーサルでピアノの椅子に座ってふと足下を見ると、マイクケーブルにきれいなアマガエルがちょこんと佇んでいた。
おっ?私たちの音楽を聴きに来たのか?そこは特等席だね。

090922_bandoband_02
ステージ設営の様子。

090922_bandoband_03
半円のすり鉢状になった客席に座ってステージの右横へ視線を移すとこんな風景。
空気が美味しくて、こんなに気持ちのよい場所で演奏できるのはとても嬉しい。

090922_bandoband_04

090922_bandoband_05

夜の本番は満員御礼。
曲間になると周りの秋の虫たちの声が聴こえてくる。
ステージにはかがり火も。
私たちも客席もノリノリで、楽しく盛り上がった。

(主催のガラス工房「錬星舎」さん、そして関係者の皆さま、お越し頂いた皆さま、どうもありがとうございました!)


そして明日(10月6日)は、渋谷の「公園通りクラシックス」でのライブ。
来月(11月9日から13日)には四国ライブツアーが控えている。とても楽しみだ。
11月9日(月)高知「パルミエ
11月10日(火)香川県引田市「醤油屋かめびし屋
11月11日(水)高松「umie
11月12日(木)高知「アルテック

お時間のある方、どうぞbando-bandの世界に触れにいらしてくださいませ。
(詳細は2009年のライブにて。四国ツアーの詳細は後日アップします)

bando-bandって何?・・という方はこちらをどうぞ。
bando-band 1st CD 出来た!
bando-band website

bando-band メンバー
bandoneon 大久保かおり
piano    中村力哉
bass    マーク・トゥーリアン
percussion よしうらけんじ

by りき哉

2009年9月 8日 (火)

ロスアンゼルス公演後記

9月4日、秋元順子さんの初の海外公演が、ロスアンゼルスはアラタニ日米劇場にて大成功裏に終了!
アンコールは大喝采でした。とても嬉しかったです。

コンサート翌日は丸一日オフとなり、ハリウッド散策やらショッピングなどを満喫。

滞在中はコンサート主催(Team J Station)の方々に一方ならぬお世話になり(どうもありがとうございました!)、初のLA公演はとても快適で楽しく思い出深い旅となりました。

以下、その写真を少々。


09_la_tour_01
アラタニ日米劇場近くの寸景-1


09_la_tour_02
アラタニ日米劇場近くの寸景-2


09_la_tour_03
アラタニ日米劇場近くの寸景-3


09_la_tour_04
アラタニ日米劇場の正面玄関


09_la_tour_05
アラタニ日米劇場のピアノ側から客席を望む
(以上5枚 photo by rikiya)

09_la_tour_08
コンサート翌日は普通の観光客になってたような・・。


予定通り7日、無事に帰国しました。
今週末(9/13)から、鈴鹿(三重県)を皮切りに秋のツアーがスタートします。

by りき哉

2009年8月25日 (火)

デュエット曲はjazzyに

秋元順子さんの次の(3rd)アルバムに入る新曲の中から、一曲アレンジ(編曲)を担当させていただきました。
花岡優平作曲、荒木とよひさ作詞(敬称略)によるデュエット曲です。
 
今回の編曲は、ピアノトリオ+ギターにストリングス・カルテットとフリューゲルホーンをフィーチャーしてJAZZYな雰囲気で、というコンセプト。

4リズム(piano,guitar,bass,drums)に1ホーンというジャズのスタンダードな編成に加え、弦カルが入るところが(大きな編成のストリングスではなくて、カルテットであるというところが特に)このアレンジのミソ醤油・お洒落ポイントになるだろうと予感しながら(というか「そうなるようにしたい」と思いながら)、しっとりとした木の手触りのような、かつクールなサウンドを目指しました。
(「クールな」というのは「冷たい感じの」という意味ではなくて、こういう文脈では「カッコいい、イカした、素敵な」ほどの意味です。だったら最初からそう(日本語で)書けよ、と思われるかもしれませんが、こう表現したほうが文章としてクールなのです。たぶん。)

編曲は(私の場合)まず、メロディにつけるコード進行(和音、ハーモニー)を考えていきます。
与えられた一つのメロディにどんなハーモニーをつけるか(可能性は無数にあって)、今回の場合はjazzyなコード進行をつけていくわけですが、「jazzy」の解釈にも幅があるので、(アレンジはいつも)そのさじ加減を自分の中で見極めるところが一つの勝負所と言えます。

編曲に於いてはこのハーモナイズ(コード付け)という作業が、その曲がアイデンティティを獲得する上で最も重要な位置を占めると、私は考えています。

歌のメロディにつけるコード進行が決定したら、今度は曲のイントロや間奏やエンディングを考えます。
ここはゼロからの創作です。
イントロはその曲の玄関ですから、とても重要です。
(その他のすべても重要なのですけど)

あらゆる可能性を探り、いろいろなアイディアを練り吟味して「これで良いだろうか。もっと良いアイディアはないだろうか」と悩みながら取捨することを繰り返してここまで形になってくると、編曲作業の8割くらいはできた、という気分になります。

でもそれは気のせいで、ここから自分のつけたコード進行を母体にして、それぞれの楽器ごとの役割(つまりピアノとかバイオリンとかドラムとか、各楽器が弾く音やリズム、そしてそのニュアンスまでも)を考え悩み決定していく仕事を始めると、作業はまだ半分以上残っていたということを味わうことになるわけです。

もちろんすべての編曲工程は、その歌詞(ことば)の意味や機微にも導かれながら進んでいきます。
メロディと言葉、この二つを包み込み、楽曲として「編む」という作業が編曲だと言えるでしょう。

そうしてスコアを書き終えて編曲はめでたく完成。
レコーディングして音が具現化するのがワクワク楽しみであり、思った通りのサウンドになるだろうかとドキドキ不安でもあります。

今回は6月の上旬に優平さんから曲を頂き、「春のコンサートツアー」を回る合間に少しずつ進めました。
ツアーが幕を閉じた翌々日(7/11)にキングレコード・スタジオにてオケの録音をして(ピアノパートはもちろん自分で弾いてます)、その後日に歌入れも終わり、すべて無事に成功裏に終了。

仕上がりは上々!すこぶるクール!
乞うご期待、というところです。(自分でもすごく楽しみ。)
曲名は「愛が熟すまで」。
アルバムはいよいよ9月9日発売予定です。
(アルバムタイトルは「愛する人のために」)

以下、そのレコーディングの際に撮った写真です。


Img_4250
7/11、オケのレコーディングを終えて、キングレコード・スタジオのコントロール・ルームにて。
向かって右から(今回別の曲を編曲した)石川龍大郎さん、花岡優平さん、私、花岡茂社長。


Img_4248
無事に大役任務を果たし、コントロール・ルームでふんぞり返ってみました。
安堵の表情です。(写真はブレ&ピンぼけ)


Imgp4194
7/24、歌入れの日。
歌詞を睨み(自らも歌い)ながら、録音したテイクを真剣にチェックする花岡茂社長。


Imgp4197
プレイバックをチェックしているところ。
(ピントは優平さん)


Imgp4196
(ピントは順子さん)


by りき哉

2009年7月18日 (土)

WOWOWで放映されます(8/1追記)

(前回ログ「'09春ツアーの散歩写真」から続く)
・・で、ツアー・ファイナルは(追加公演となった)7月8,9日の東京国際フォーラムC。


Imgp3700
本番前のサウンド・チェックの様子。(モノクロ)


Imgp3705
(キングレコードのKさんにシャッターを押していただいて)私も写真に収まってみました。(モノクロ)


Imgp3706
舞台照明が幻想的に反射するピアノ内部を抽象画的に切り取ってみた(つもり)。


そして千秋楽となった9日は、WOWOWによる収録がありました。

カメラが13台も(クレーンカメラも)入ると聞いて、とても本格的だなぁと感嘆しながらピアノに座ってふと左を見ると、
おっと、ピアノ専用のカメラも鎮座している・・・。

Imgp3715
なにやら遠隔操作で動いています。ロボットみたい。


Imgp3719
ロボットカメラの後ろからピアノと客席を望む。


放映は、7月21日(火)の20:00からと、
再放送が、8月10日(月)の17:00から。
番組URL
http://www.wowow.co.jp/pg/detail/051281001/index.php

歌とピアノによるルバートでは、あのピアノ専用カメラによる私の勇姿が、実物と同様ステキに映されるに違いありません。
私のファンの方(いるのか?)や弟子たち(若干いますね)は必見です。

と言いつつ、ウチはWOWOW視聴できないのが悔やまれます。


Imgp3723
本番直前、舞台上から緞帳が下りてくるところ。

そんなわけで、今年前半の「秋元順子コンサートツアー2009
~愛のままで・・・~」は、めでたく幕を閉じたのでした。

9月からは秋のツアーが始まります。


※ 追記(8/1)
後日、その録画を観ました。

思っていた以上に・・!とっても素敵な「音楽ライブ映像」でした。
(あのロボットカメラによる私の勇姿も・・ビックリするほどステキな絵になっていました〜!・・ほ、本当に。)
音楽の見せ方は、流石はWOWOWさん、ですね。素晴らしい。

by りき哉

'09春ツアーの散歩写真

4月8日からスタートした秋元順子さんの春ツアーが、全国27公演無事に終了しました。
思い返すとひとつひとつの公演が愛おしく、感慨深いものがあります。

コンサートの合間に(朝散歩したりして)撮った風景写真から、テキトーにピックアップ(というか厳選)してアップします。
私的な旅記録として。


Imgp2908
5月12日 秋田(千秋公園に隣接した道)


Imgp2937
5月14日 札幌(赤れんが 旧道庁の花壇)


Imgp2940_2
5月14日 札幌(赤れんが 旧道庁)


Imgp2977
5月14日 札幌(赤れんが 旧道庁の中)


Imgp2975_2
5月14日 札幌(赤れんが 旧道庁の中。壁だけでも素敵。)


Imgp2985_2
5月14日 札幌(赤れんが 旧道庁。正面玄関から外を見る)


Imgp3039
5月15日 旭川(常磐公園)


Imgp3042
5月15日 旭川(常磐公園 仮タイトル「語らい」)


Imgp3051
5月15日 旭川(信号機の支柱)


Imgp3178
5月27日 松本(まつもと市民芸術館の楽屋。なんて素晴らしい楽屋!)


Imgp3200
5月27日 松本(まつもと市民芸術館。ホールも至極立派。客席は5階まである)


Imgp3395
6月13日 鹿児島(桜島を望み釣りをする人)


Imgp3412
6月13日 鹿児島(鹿児島の猫)


Imgp3429_2
6月15日 鹿児島から福岡へ向かう車窓より


Imgp3460
6月15日 福岡(アクロス福岡シンフォニーホール)


Imgp3466
6月15日 福岡(天神中央公園)


Imgp3527_3
6月18日 熊本(ホテル前の河原)


Imgp3542
6月24日 東京から高知へ向かう機窓より


Imgp3585
6月24日 高知(高知市文化プラザ)


Imgp3574
6月24日 高知(高知市文化プラザ前の運河。モノクロ)


Imgp3588
6月24日 高知(ホテルからの風景。一見ヨーロッパの古都のような(行ったことないけど)。モノクロ)


Imgp3602
6月25日 高知(よさこい節で有名な「はりまや橋」近く)


Imgp3607
6月25日 高知(はりまや橋のアーケード)


Imgp3621_2
6月25日 愛媛(県民文化会館 ひめぎんホール前。モノクロ)


(ツアーの話は)次のログ「WOWOWで放映されます」につづく。

by りき哉

2009年6月 3日 (水)

bando-band 1st CD 出来た!(6/9追記)

Bandoband_ja

ここで何度かご案内してきた通り、今年3月にレコーディングした bando-bandの 1st CDアルバムが、この度無事完成しました!
(やった〜!うれしい!)

ジャケット(ブックレット)も含めて、bando-bandの今の世界観がぎゅうっと濃密に記録されています。


bando-bandってなに?
という方のために、簡単に紹介します。

bando-bandは、バンドネオンの大久保かおりさんをリーダーとする、バンドネオン、ピアノ、ウッドベース、パーカッションによるカルテットのバンドです。
2007年2月の結成以来、東京を中心に各地でライブを重ねてきました。

バンドネオンと言えばタンゴ、ですが、これはタンゴ・バンドではありません。
ではどんなバンドなのか、というと・・・以下、過去に書いたログより一部抜粋。

イラストレーターでもあるバンドネオン奏者の大久保かおりさんは、リハーサルで自身のオリジナル曲をメンバーに説明する際、まず風景描写から入ります。
登場人物の着ている服の色とか、その場所の匂いとか、ディティールは詳細で、絵コンテを描いてくることもあります。
メンバーは面白がりながらも半分困ったりしながら、楽しく曲は膨らんでいきます。
タンゴやジャズ(の要素や方法論)も入り混じって、物語と風景が広がる音楽。

・・まあ、なんとなく雰囲気だけでも伝われば、と・・。

このバンドの、様々な音楽ベクトルのバランスが、私はとても心地よいと思います。


で、アルバム発売記念ライブです!

2009年6月8日(月曜)
「bando-band 1st CD 出来た!ライブ」
19:30スタート
チャージ2,500円

bandoneon 大久保かおり
piano    中村力哉
bass    マーク・トゥーリアン
percussion よしうらけんじ

場所:中目黒「楽屋」
東京都目黒区上目黒2-15-6
TEL 03-3714-2607
http://www.rakuya.net/
(お店にご予約をお願いします)

皆さまのお越しを、温かな応援をお待ちしていま〜す!


大久保かおり web site
http://www.kaoneon.com/

3月のレコーディングについて書いたログがこちら。
bando-bandの世界がカタチになる

追記(6/9)
今回もたくさんのご来場&応援を、どうもありがとうございました!
アルバム作りを経て、バンドとして更に充実してきたな、と今日演奏しながら感じました。
会場の皆さまの、耳を澄ませて聴いてくださっている様子と盛大な拍手が、とても嬉しかったです。
今後とも、bando-bandをよろしくお願いします。

by りき哉

2009年5月 4日 (月)

bando-band マスタリング終了

先日(3/13)のログ「bando-bandの世界がカタチになる」に書いたレコーディングの、ミックス、そしてマスタリングが終了しました。

今日、そのマスター音源を自宅で試聴。
  うん!いいねぇ〜!
・・いや、ほんと、スゴクイイ雰囲気です。
(かおりさん、おつかれさま〜!)
ジャケット(ブックレット)にも期待が膨らみます。

いよいよ発売となる時にまた詳しく書くつもりですので、取り敢えず中間報告まで。

来る6月8日(月)、中目黒「楽屋」にて
bando-band 1stアルバム発売記念ライブです!

by りき哉

2009年4月28日 (火)

ルバートの間合い

秋元順子さんの「コンサートツアー2009〜愛のままで・・・〜」が、4月8,9日の2days 国際フォーラムCよりスタートしました。
7月8,9日の追加公演(@国際フォーラムC)まで、全国27公演。
一昨日(4/25)の大阪NHKホールで6公演を終え、ツアーはまだまだ始まったばかりですが、本番も打ち上げもとても楽しく充実した回を重ねています。

「打ち上げ」などと言うと、何だかパーッと飲んで馬鹿騒ぎしているかのようなニュアンスですが(そういう時も珠にはあるかもしれませんが)、本番中の極限まで張りつめたテンション(集中力)を、いったん通常レベルに戻して次の本番に備える、という大切な目的があり、また、その日の演奏について(あるいはもっと広く音楽について)、バンドメンバー同士で議論を深め、更なる音楽的向上を目指すための重要かつ必要な場にもなっているのです。たぶん・・。
(いろいろな土地へ行くとついつい美味しいものを食べ過ぎがちなので、これ以上体重更新しないように気をつけねば。)

閑話休題。
コンサートのプログラム中で、唄とピアノだけになる場面が何回かあります。
順子さんは、例えばテンポ・ルバートでの間(ま)の意味(というと漠然としてますが)をとても大切に、というか、その間(ま)に対してすごく感覚を研ぎ澄ましているので、ピアニスト側としてもそれに反応するべく、常に文字通り「真剣勝負」を挑みます。
微視的に間合いを測りながら、切り込んだり、引いてみたり。
さながら剣道の立合いのようでしょう。
(って、剣道は一度もしたことないのですが、ひょっとして共通点があるのではないかと・・)

あるいは、書道において、和紙の白い空間にどのように文字を配置するか、という間合いと共通するかもしれません。
いや、白い空間の中での間合いというよりは、筆を走らせている瞬間の、その筆の動き(緩急や間合い)の方が、ルバートと重なる部分が大きいかもしれない。
(書道の心得もゼロですけど・・)

というような妄想をいつもしているわけではありませんが、このテンポ・ルバート部分には学ぶべき要素が無限につまっていることが如実に感じられ、毎回とても凝縮した瞬間を体験しています。

ツアーのこれからの展開が(本番も打ち上げも)楽しみです。
体調に気をつけてがんばります。

090418
上越文化会館の隣の菜の花畑
'09.4.18

090425nhk
大阪NHKホールはピアノ位置(下手)から客席を見るとこんな感じ。
'09.4.25


by りき哉

2009年3月27日 (金)

広告賞の作品

前回ログ(竹の楽器だけで・・)の続きです。

それから数日後のこと。
その「Amazing Grace(for 4つの竹楽器)」は大元のクライアントさんからとても好評を頂き、
・・・曲を(唱歌の)「故郷」に変更したバージョン(は当初作らない予定だったのだけど)、それも是非とも聴いてみたい・・
という嬉しいオファー。

それで、「故郷」を前回と同じ4つの竹楽器(ひちりき、笙、龍笛、尺八)で編曲することになりました。
今回はこの曲を「モダンにしたい」という要望があったので、イントロと歌冒頭4小節を、(和声的に)「モダン」にしてみました。

その録音も先日(3/23)に無事終了し、ナレーションも入った「完パケ状態」で「OK」になりました。

このCMのオンエアーは、取り敢えず、
3/30の07:45、ラジオ大阪、120秒×1回
ということです。
(私は東京なので聴けません・・)

これは主に広告賞の作品なのでオンエアーは非常に少なく、その代わりにいろいろな賞に出す、ということです。
(なるほど、そういう「作品」だったのですね)

受賞できるといいなぁ。
ちなみに大元のクライアントさんとは、パナソニックです。

写真は「故郷」の録音風景@赤坂ODEN STUDIO。
メンバーは
笙・篳篥  西原祐二
龍笛・篠笛 西原貴子
尺八    素川欣也
(編曲   中村力哉)

090323for

by りき哉

2009年3月15日 (日)

竹の楽器だけで・・

篳篥(ひちりき)、笙、龍笛、尺八。
これら4つの楽器はいずれも竹から作られています。

今回は、この竹でできた4つの楽器だけで編曲する、という仕事。
某大手電機メーカーのラジオCM(2分)のための音楽で、楽曲は「Amazing Grace」。

竹という素材が環境負荷的にエコロジーであるという話につなげて企業のエコロジー姿勢をアピールするためのCMらしく、そういうわけで「竹の楽器だけ」ということになったようです。
・・なるほど。

しかし、この4つの楽器だけで(他の楽器は何も入れてはいけない)となると、音域は中高音に集まってるし(つまり厚みのあるハーモニーを表現するのは難しい)、さて、どんなふうにしようか。。。

和楽器のアレンジをする場合、無理に西洋の和声感を作ろうとするのは決して「粋」ではありません。

たとえば篳篥や龍笛などは、音階のみならず音律も西洋のそれとは大分違いますし、その楽器で出せる音の中でも、(西洋的な意味で)ピッチが正しく定まりやすい音と定まりにくい音があります。

音階も音律も、音色も、リズムも、メロディも、(その他いろいろな要素も)その楽器にはその楽器の、(土地に根ざし長い年月を経て)音楽とともに培ってきた「それぞれ特有の美」があります。
そういった様々な特性や審美を大切にしながら、できるだけ各々の楽器の味が生きるようにしたい。

こういうアレンジには、西洋楽器でアレンジするのとはまた違った難しさとやりがいと面白さを感じます。

しかし今回スケジュールがすこぶるタイトで、楽曲が決定したのがそのレコーディング予定日の2日前。
(前回のログで書いたように)bando-bandの録音とも重なってしまったので、2晩まるまる徹夜で仕上げました。
先日(3/12)、赤坂のODEN STUDIOにてそのレコーディングを終えて、やれやれ一安心。

レコーディング・メンバーは
篳篥&笙・・・・西原裕二
龍笛&篠笛・・・西原貴子
尺八・・・・・・水川寿也
という素晴らしい演奏家たち。


・・さて、録音から日を置いて今その2mixを聴いてみると・・、
おお、竹林がサラサラとそよぐ、なんとも清々しい「Amazing Grace」になっている・・・!
(ような気がしました。)

CMとして(ナレーションが入って)聴いてみるのが楽しみ。

追記(3/27)
この話の続きが次のログ広告賞の作品です。

090312
写真:「Amazing Grace for 4つの竹楽器」のスコア

by りき哉

2009年3月13日 (金)

bando-bandの世界がカタチになる

バンドネオンのバンド「bando-band」が、満を持してついに!CDアルバムを制作します。


先週(3/2&3)と今週(3/10)の3日間にわたって、八王子にあるスタジオ・トゥーリアンにて、予定通り全9曲のレコーディングが無事に終了しました。

9曲はすべてリーダーの大久保かおりさんによる作曲。
「風景」や「匂い」や「物語」が浮かぶような、bando-bandの特有な質感をもった名曲揃いです。
面白い曲、楽しい曲、ゴツゴツした曲、ちょっと陰のある曲、暑いけどひんやりした曲、ほかいろいろ。

曲に対するかおりさんの明確なイメージをメンバーはそれぞれに解釈しながら、曲作りやアレンジに於いては私もアイディアを出すことがあったり、リハーサルやライブを重ねてメンバー皆で練り上げてきたという実感があるので、どの曲にもメンバー皆が愛着を抱いています。

2007年2月の結成からバンドとして変化・成長をしてきて、そのベクトルが一つ明確に見えてきた今のタイミングでそれを記録できることはとても有意義で、何よりもそれを皆さまに聴いていただけるということは、とても嬉しいことです。(だからみんな聴いてね。)

3日間の録音はとても順調で、どの曲もテイク1から2,3くらいでオッケー。
このbando-bandの世界を表現するために、レコーディングは(1パートずつの重ね録りでなく)バンド全員「せーの」で演奏する一発録音です。
この1テイクを録るときのハイテンションは恍惚の境地と言ってよいかも。。。

これはアルバムとして、すごく面白い作品になりそうです。
私自身もとても期待しています。

このあとミックス、マスタリング、そしてかおりさんがイラストレータとしての手腕をジャケット(ブックレット)作りに発揮して、予定では5月末発売を目標にしています。

bando-bandのファンの皆さま、そしてまだbando-bandを聴いたことがないという方も、どうぞどうぞお楽しみに!
乞うご期待!

下の写真、録音の合間に撮影してみました。

Bandoband0903031
大久保かおり(bandoneon/リーダー)

Bandoband0903032
マーク・トゥーリアン(bass)

Bandoband0903033
よしうらけんじ(percussion)

上の3枚:photo by Rikiya

Bandoband090310
かおりさんと私
photo by Yoshiura

大久保かおり(bando-band)Web Site
http://www.k2.dion.ne.jp/~kao-o/


by りき哉

2009年3月 6日 (金)

NHK-FMセッション2009(秋元順子ジャズ・バージョン!)

3月1日の秋元順子スペシャルコンサート(@東京国際フォーラムC)の余韻もまだ残る今日(3月5日)、NHK-FM「セッション2009」の公開ライブの収録がありました。

このNHK-FMの「セッション2009」という番組は、1978年に「セッション78」としてスタートして以来続く、ジャズの老舗番組です。
(出演するジャズ・ミュージシャンとしては、少なからず気合の入る、そういう位置づけです。)

順子さんはもともとジャズも長年歌ってきた経歴を持つとはいえ、今現在「歌謡曲」の世界で大ブレークしているので、この番組の中では少し「異色」のアーティストだったと思います。

今回はそいうわけで、順子さんのオリジナル曲をジャズにアレンジする、という任務を私が負い、10曲ほど(うちオリジナル曲は6曲)をアレンジしました。
ジャズ・スタンダード5曲(インスト1曲含む)は良いとして、問題はオリジナル曲を「どこまでジャズにするか」あるいは「ジャズにしないか」、そのさじ加減です。

順子さんが気持ちよく歌えて、そして順子さんのファンだけどジャズには馴染みがないという方々にも楽しんでもらえ、そして且つ!口煩い(?)生粋のジャズ・ファンにも納得してもらえるようなバランス。

それが、今回アレンジャー&バンマスとして目指した「さじ加減」だったわけですが、妻にも(音楽の専門家でない人の代表として)意見を求めつつ(ほとんど参考になる意見は言ってくれないのだけど)、自分なりに「ここだ」というバランスでアレンジを完成させ、本番も無事に楽しく終了することができました。

ふぅ〜、ヨカッタ。。。
ひとまず今回の仕事は一件落着。

このライブのオンエアが、
4月5日(日)22:00〜22:55
再放送は
4月10日(金)10:00〜10:55
です。
番組HPはhttp://www.nhk.or.jp/session/

どうぞお楽しみに!

ジャズなので(?)、今回のメンバーも記しておきましょう。

「秋元順子 with Moon Light Shower」
vocal 秋元順子
t/s.sax 青木秀明
guitar 永島広
piano 中村力哉
bass 芳賀紀夫
drums 中川まこと

090305_session20091

上の写真はライブ終了後、NHKふれあいホール2Fの廊下にて、順子さんのマネージャー高橋さん撮影によるもの。
向かって右から、sax青木さん、bass芳賀さん、番組司会の小川もこさん、guitar永島さん、秋元順子さん、drums中川さん、そして私。

下の写真:私がピアノに座った位置からサウンドチェックの様子を撮影してみました。

090305_session20092_2

by りき哉

2009年3月 2日 (月)

りき哉トリオの写真

2月21日のトリオ・コンサート(@杉並公会堂小ホール)は、おかげさまで盛況に大好評のうちに終了しました。

今回のコンサートの為に映画「バヤヤ」へのオマージュとして書き下ろした新曲「Bajaja by Moonlight」も、アンケートや頂いたメールなどによるととても好評だったようで、それも嬉しかったです。

お越しいただいた方々、温かな拍手をどうもありがとうございました!!

このトリオによる新たなトピックを、また近々ご報告できる予定です。
その実現に向けて、がんばりたいと思います。
どうぞお楽しみに。

コンサートの写真を頂いたので、アップします。

記:コンサート・データ
2009年2月21日(土曜)
中村力哉Life is now trioコンサート
「PLAY!The Music of Animation!! VOL.2」
piano 中村力哉
bass   西川輝正
drums 秋葉正樹
場所:「杉並公会堂 小ホール」
主催:アニドウ

Rikiya_trio_0902212


Rikiya_trio_0902213


Rikiya_trio_0902216_2


Rikiya_trio_0902217


Rikiya_trio_0902214

Rikiya_trio_0902218


Rikiya_trio_0902219


Rikiya_trio_09022110

by りき哉

2009年2月10日 (火)

近況報告'09.02〜日々勉強〜

しばらく(新年のご挨拶以来)ログ更新をサボってしまったので、言い訳を兼ねて近況報告を。

ライブ活動はそれほど忙しくはなかった(むしろ少なめだった)のですが、今年に入ってから編曲の仕事でとてもいっぱいいっぱいな日々を過ごしていました。

そのアレンジ仕事のうちの一つ(2曲)が、今日レコーディングを終えて、ひとまず一段落したところです。

今日終えたのは、秋元順子さんの曲の多くを書いていて、昨年「愛のままで…」で日本レコード大賞の優秀作品賞も受賞した花岡優平さんから頂いた仕事です。

私は自分の肩書きとして「ピアニスト、作・編曲家」と名乗っていますが、ここだけの話(って、どこだけだ?)、今まで9割8分くらいはピアニストとしてやってきており、コンピュータでの打ち込みアレンジを除くと、生(ナマ)の楽器フル編成のアレンジというのは、ほぼ今回がデビューだったと言ってよい感じなのです。
10年くらい前に学校(KANTO Industrial College)の校歌の作・編曲をして以来かな。
(あ、あと和楽器とか民謡のアレンジは比較的多くやってるか)

ストリングスはバイオリン(第一・二)とビオラとチェロの4パート、ギターもアコースティックとエレキと合わせて3パート、フルートやら、それにドラムやパーカッションやベースやピアノと、全パートの譜面を書きました。
ドラムの譜面は生まれて初めて(本を見て勉強しながら)書きましたし、ストリングス・アレンジも(打ち込みなら気楽なのですが)ナマとなると気合も入り、やはり、各パートそれぞれに深い意味があって、それぞれのラインが良く歌って、そして無駄な音のない、そういうスコアを書きたい、と強く思います。

その甲斐あって今日のアレンジは、作家からも、ミュージシャン仲間からも、ついでにレコーディング・エンジニアからも、とても好評を頂きました。

ヨカッタ〜。
今回はとても自由にやらせてもらえて、私なりの世界になっていたので、それが一定の評価をされたということは、デビューとしては上出来だったのではないかと思います。

現場の「仕切り」部分では反省点も少しあったのですが、ま、それはこれからまたがんばる、ということで。
(今日はもちろんピアノ・パートは自分で弾いたので、スタジオの中でプレイヤー・モードとアレンジャー・モードを切り替えるのが、楽しくも大変でした。)

そんなわけで、ログ更新は滞っていましたが、とても充実した日々を送っています。

しかし。。。
今日を終えてもまだまだ心休まりません。。。
来月(3/5)にあるNHK-FMでの秋元順子さんのジャズ・バージョン・ライブのアレンジも沢山あるし、アレンジはその他にも1・2曲あり・・、
それに何と言っても来週(2/21)は私のジャズ・ピアノ・トリオ「中村力哉 LIFE IS NOW TRIO」のコンサートもあるので(このコンサートに向けては、今回新たに、チェコの名作映画「バヤヤ」を観て新曲を書き下ろしました)、私としてはとてもハイ・テンションな毎日が続きます。

なので、またしばらくはログ更新が、もしかしたら滞るかもしれませんが、どうぞ悪しからず。。。
という、言い訳・兼・近況報告まで、でした。

自分が成長できる環境に居られることに、とても感謝するばかりです。
マイペースで、がんばります。

追記
2/21「中村力哉 LIFE IS NOW TRIO」のコンサート後記がりき哉トリオの写真

3/5秋元順子ジャズ・バージョンのアレンジ&ライブ後記がNHK-FMセッション2009(秋元順子ジャズ・バージョン!)

です。

by りき哉

2009年1月 2日 (金)

2009〜新年のご挨拶〜

あけましておめでとうございます!

まずは、新春の目玉トピックを一つ。
2月21日(土)、杉並公会堂小ホールにて「中村力哉 LIFE IS NOW TRIO」のコンサート。
アニドウ・フィルム主催による、古今の名作アニメーションの隠れた名曲をジャズ・アレンジでお贈りする「Play the music of animation」のVOL.2です。
昨年2月に行われた当コンサートに大好評と再演リクエストをいただきまして、第二弾が実現することになりました。(どうもありがとうございます!)
トリオとして前回よりもさらにパワーアップしたい!と気合充分です。

詳細はLIVEの予定で。
(昨年のコンサート後記がこちら。トリオ・コンサート無事終了

それから、テレビ放映のお知らせも。
昨年NHK紅白にも初出場した秋元順子さんの公開収録ライブ、NHK「渋谷らいぶステージ」のON AIRがあります。
今回は順子さんの歌う数曲のうちジャズスタンダードの2曲のみ、ピアノトリオでサポート演奏しています。
音楽番組ですので(ジャズだし)バックのトリオもカッコ良くバッチリ映ってますよ〜。(たぶん)

放映予定は、
BS2
1月26日(月)18:00〜18:43
BShi
1月27日(火)11:00〜11:43
2月 3日(火)01:00〜01:43(2月2日の25時から)
です。
ぜひご覧下さいませ。
(ちなみにウチはBSは視聴できません。。。)
番組サイト:http://www.nhk.or.jp/bs/livestage/

また、今月は、
1月15日(木)TAKAO BANDライブ@横浜エアジン
1月22日(木)BANDO-BANDライブ@中目黒 楽屋
1月31日(土)Markaライブ@立川 Half Tone
などなどの熱いライブがあります。

みなさまのお越しをお待ちしています!

当ブログも正式始動よりちょうど祝・一年!となりました。
今年もマイペースにぼちぼちと書いていこうと思っています。

みなさま、本年もどうぞよろしくお願いします!

by 中村力哉

2008年12月30日 (火)

2008年 WORKS(参加CDなど)

筆無精のため紹介しそびれていたものも何枚かあるので、今年発売された私が参加しているCD(DVD含む)を、備忘を兼ねてまとめました。


HIBI*Chazz-K「夜茶〜ムーンライトセレナーデ」
 自主制作版
 2008年3月発売(M1,9に参加)
Hibi_chazzk_cd5
日竎則彦さん(sax)率いる、4種のサックス+ドラムスによるとっても楽しい5人組「HIBI*Chazz-K」の5thアルバム。
全9曲中、M1,9に参加しています。
今年のライブでもゲスト出演させて頂きました。
HIBI*Chazz-K公式URL
http://yiso.main.jp/hibi/index.html


TAKAO BAND「Live at Airegin」
 AiREGiN Label STM-007
 2008年3月発売(全曲参加)
Takao_band_cd
岡村タカオさん(drums)率いる、TAKAO BANDの1stアルバム。
昨年(2007年10月)の横浜エアジンに於けるライブレコーディングです。
バンドメンバーの私はもちろん全曲参加。オリジナル曲も3曲提供(うち1曲はタカオさんと共作)しています。


金子雄生「The Session at Parisdor」
 金子音楽工房 KOK-001
 2008年7月発売(全曲参加)
Yusei_session_080612_cd
金子雄生さん(trumpet)リーダーによる、2008年6月12日のライブ・セッションを収録したアルバム。
このセッション、およびアルバムについて書いたログはこちら。
金子雄生セッション#1
砂銀ウォーク


コンピレーション・アルバム「umie friends」
 CAFE UMIE
 2008年7月発売(bando-bandで1曲参加)
Umie_cd
大久保かおりさん(bandoneon)率いる「bando-band」が、高松のカフェ「umie」発のコンピレーションアルバムに1曲収録されました。
umieさんのサイト内でこのアルバムを紹介しているページがこちら。(bando-bandのumieでのライブの様子も(写真や文章やYouTubeなどで)紹介されています。)
http://www.umie.info/event/umie_cd/index.html


秋元順子「コンサートツアー2008〜愛のままで…」(DVD)
 キングレコード KIBM-191
 2008年11月発売(全曲参加)
Akimoto_junko_2008dvd
2008年8月30日、青山劇場に於いて昼夜2400名を動員した秋元順子さんのコンサートを全曲収録したDVD。
私は今年6月(2008コンサートツアー幕開け)から、順子さんのサポート・メンバーに加わりました。
ログ秋元順子さんのサポートでも触れましたが、順子さんの唄は(曲も歌唱も声も)本当に素晴らしいです。もともと長年ジャズを歌っていたシンガーで、コンサートではジャズ・スタンダードをピアノ・トリオで歌う場面もあります。(このDVDでは"Summer Time"を歌っています。)
秋元順子オフィシャル・サイト
http://akimoto-junko.sakura.ne.jp/


「えいごで歌おう!キッズ・クリスマス ベスト」
 キングレコード KICG-246
 2008年11月発売(M5に参加)
Photo
うた:クリステル・チアリ 戸田ダリオ
サンプル版CDを頂戴したので、息子(3歳)は喜んでよく聴きました。(ナイス・タイミングでラッキー。。。)
来年以降も、クリスマス・シーズン、子供たちにはオススメの一枚です。

  ******************************

上記の録音を含め、いろいろな演奏の場で今年もたくさんの本当に素晴らしいミュージシャンたちとの共演に恵まれました。
(42歳の本厄だったにもかかわらず)とても充実した一年でした。
つくづく幸せで嬉しいことです。

音楽関係のみなさま、そして応援してくださる方々、本当にどうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

by りき哉

2008年11月11日 (火)

初冬のbando-bandライブ(追記11/18)

今日はbando-bandの11/18ライブ@楽屋に向けてのリハーサルがありました。
またまた楽しいオリジナル新曲を携え、今回はどんな風景が広がるのか?
乞うご期待!

なんと今回は、ご来場の方に、かおりさんのドローイングポストカード4枚セットのオマケ付です!
いろんな種類があるそうです!
(大久保かおり web site http://www.k2.dion.ne.jp/~kao-o/


以前('07/12/17)のログより、bando-bandの紹介文を再掲載します。

イラストレーターでもあるバンドネオン奏者の大久保かおりさんは、リハーサルで自身のオリジナル曲をメンバーに説明する際、まず風景描写から入ります。登場人物の着ている服の色とか、その場所の匂いとか、ディティールは詳細で、絵コンテを描いてくることもあります。メンバーは面白がりながらも半分困ったりしながら、楽しく曲は膨らんでいきます。
タンゴやジャズも入り混じったバンドネオンのバンド「bando-band」。

Bandoband081118e

   絵 by 大久保かおり


2008年11月18日(火曜)
bando-band ライブ

19:30スタート
Charge¥2500

bandoneon 大久保かおり
piano 中村力哉
bass マーク・トゥーリアン
percussion よしうらけんじ

場所:中目黒「楽屋」
東京都目黒区上目黒2-15-6
TEL 03-3714-2607
http://www.rakuya.net/


追記(11/19)
お越しいただいた方々、いつも温かな応援をどうもありがとうございます!
今回はピアノも調律したての良い状態で、私自身も音色や余韻をたっぷり堪能しながら演奏することができました。
会場全体が、深く耳を澄ましている様子でしたね。

次回は1月22日(木曜)、場所は同じく「楽屋(らくや)」です。
どうぞbando-bandの来年もお楽しみに!

写真は今回の、本番前のリハーサル風景。

Bandoband081118

by りき哉

2008年11月 2日 (日)

「和魂洋奏」@クロコダイル(11/6追記)

081105shah

SHAHのライブ「和魂洋奏」@クロコダイルが近づいてきました。
以下、5/25のログ「SHAHの東京&高松ライブ」からSHAHの紹介を部分的に再掲載。

津軽三味線の工藤武さん率いる「SHAH」は、民謡ありポップなオリジナル曲ありで、とてもエネルギッシュで楽しいバンドです。

編成は工藤さんの三味線とKAZUMIさんのメインヴォーカルを中心に、尺八&笛、和太鼓、ドラム、ベース、バックヴォーカル、それにキーボードが二人いる上に私がピアノで入るという大所帯。(キーボーディストが3人って、すごい!)

バンド・アンサンブルのハッピーなこともさることながら、工藤さんの三味線独奏は、本当に本当に怒濤にスゴイです。

(関連ログ:「SHAH高松ツアー日記」)

というわけで、新曲も携え、今回も乞うご期待!
日頃J-POPしか聴かないTeenagerも、ロックやジャズ好きの方も、民謡が好きな方も、みなさまのご来場お待ちしています。

2008年11月5日(水曜)
〜和魂洋奏〜SHAH ライブ

open 18:00 start 19:30
前売/¥3000 当日/¥3500

津軽三味線 工藤武
vocal KAZUMI
back vocal JACKIE
尺八,笛 佐藤英史
和太鼓 美鵬成る駒
drums JUNJUN
bass 篠田健一
Keyboard H〆Y
Keyboard 本間知子
piano 中村力哉

場所:原宿「CROCODILE
東京都渋谷区神宮前6-18-8 ニュー関口ビルB1

SHAH OFFICIAL WEBSITE
チケット予約はこちら

追記(11/6)
今回も会場いっぱい沢山のご来場、そして温かな声援・応援どうもありがとうございました。
毎度のことながら、とてもハッピーなライブでした。
来年もいろいろとありそうで、私も楽しみです。
よろしくお願いします。。。

by りき哉

2008年10月19日 (日)

秋元順子さんのサポート

今日は秋元順子さんのサポートでNHK「クローズアップ現代」の取材収録がありました。
今回は唄とピアノのデュオ。
ライブっぽい雰囲気の絵を撮るのが目的だそうで、演奏としては少ししか使われないようですが、良かったらチェックしてみてくださいませ。放映は11/13の予定です。

ちなみに先日公開収録、10/10放映されたテレビ東京「たけしの誰でもピカソ」もこれから放映になる地方もあるようですので、該当の地元の方はどうぞご覧くださいませ〜。「あなたの心に響く泣ける歌」という副題の回です。こっちはバンドでのサポートで、2曲フルサイズ流れます。

秋元順子さんのコンサートツアー2008ももう終盤で、今週(10/24)は札幌での2回公演。
いわゆる歌謡曲というジャンルは私にとって長らく遠い世界でしたが、順子さんの唄は本当にとても素晴らしくて、毎回、ピアノを弾きながらグッとくる瞬間が何度もあります。

この中でいかに美しくピアノを響かせるか、そして時にはそこからどれくらい(敢えて)はみ出てみようか、そういったバランスを考えながら、とにかく音楽が全体として素敵になるように一所懸命に取り組むのはとても楽しいことです。そういう「考える部分」と、一方で「ココロでどっぷりと音楽に浸る部分」と、両方とも大切です。
尤も、それはどんな音楽に取り組むときでも同様ですね。

ああ、精進すべきことが尽きない(ことは幸せなのか?)。。

札幌公演も楽しく考えながら、じんわり浸かってこようと思います。

by りき哉

2008年9月24日 (水)

金子雄生セッション#2(10/8追記)

tp&pf&percのセッション第二弾が近づいてきました。
(このセッションについて書いた過去ログはこちら。)
081007_2

もう既にチケットは残り僅かだそうです。(ご予約はメールにて)
一期一会的な不確定要素ふんだんの、このセッション。
今度はどんなサウンドになるのか、どんな方向に行くのか、スリリングで楽しみです。


追記(10/8)
盛況に無事終了しました。
たくさんの方のご来場、応援、どうもありがとうございました!
今回も、自分で演奏しながら「おぉ、一体どこへ行くのか?ええぃ、なるようになれ〜」と真っ暗闇の中を突進して行くような、楽しい瞬間がいろいろありました。
徐々にこのユニットの世界ができつつあるような気がします。
次回も乞うご期待。


by りき哉

うれしい対面

昨日の昼間は横浜エアジンにてTAKAO BANDのライブ。
エアジンに着くと、ちょうどピアノをまだ調律しているところだった。
おっ、ラッキー!今日は調律したての状態で弾ける!

調律が終わって、調律師の方に謝意を伝えてから早速ピアノに向かう。
いつでも現場に着いたらまず、本番までの限られた少ない時間でそのピアノと友達になることに集中する必要がある。
鍵盤のタッチ(アクションの状態)、調律の状態、一音ずつの音色、ペダルの効果などに注意を払いながら、ピアノ全体の響きをつかみ、それと自分の身体が同調するように、あるいはコントロールできるように、全神経を向ける。

いつものように響きとタッチを確かめ終えたら、客席で聴いていた調律師の方が私のタッチにとても好感を持ったということで話しかけてきて下さった。
調律師の方のお名前は辻秀夫さん。
意気投合してしばし歓談、というかピアノ談義。

驚いたのは、都内近郊のジャズ系ライブハウスで私が「このピアノは素晴らしい」と思っていた数少ない(パッと思いつくのはわずか3台の)ピアノのうち、2カ所は辻さんの手によるものだったのだ。
ここでいう「すばらしいピアノ」というのは、スタンウェイだとか、もともと出生の良いピアノという意味で言っているのではなくて、楽器のもともとのポテンシャルを超えたような響きを持っているピアノ、というニュアンスで言っている。
それらのピアノは、弾くと調律師の職人魂みたいなものが弾き手にもスッと伝わってくる。
このピアノを調律している人はどんな人なんだろうと、もう十何年も前から思って気になっていた人が、ああ!この人、辻さんだったのだ!

辻さんから、最近自分が一番気に入っているピアニストということで、ジョバンニ・ミラバッシとロバート・ラカシュという二人のピアニストを教えていただいた。
こんど聴いてみよう。


ライブは今回も会場いっぱいの方々にお越し頂いた。
ピアノも調律したてでストレス無くハーモニーを楽しみつつ、タカオバンド・ワールドを炸裂。
みなさま、どうもありがとうございました!!
やんちゃなタカオバンドをこれからもよろしくお願いします。

by りき哉

2008年8月29日 (金)

初秋のbando-bandライブ(9/3追記あり)

今度の火曜日(9/2)は 中目黒「楽屋」にて、「bando-band」のライブです。

Bandoband_picnic_2
葡萄酒  果実  湖  風  木  おしゃべり  犬  草  ねっころがる…

(イラスト&言葉 by 大久保かおり

このイラストは、今回新たに書き下ろされた2つある新曲のうちの一つ「絵画の中のピクニック」。
曲の世界を描いた絵でもあるでしょうし(音楽→絵)、
絵の風景を音楽にするための楽譜のようなものでもある(絵→音楽)、
と言って良いのかな。
この風景がライブではどんな音楽になるか、私たち自身も楽しみですが、皆様もどうぞお楽しみに!

詳細はライブページに。
bando-band のホームページはこちらです。

追記(9/3)
今回も大好評!とても楽しく盛り上がりました。
お越し下さったみなさま、どうもありがとうございました!
次回は11月18日(火)、同じく「楽屋」にて。
また応援よろしくお願いします!


by りき哉

2008年8月 8日 (金)

砂銀ウォーク

6月に行われた「金子雄生セッション」は、お越しいただいた方々から大変な好評を頂き、そのCD化を望む声が怒濤のごとく寄せられた、とのことだ。
その熱いご要望にお応えし、当初の予定にはなかったことなのだが、当日のライブ演奏がCD発売された。

4曲入りのミニアルバム。
数量限定のインディーズ版だが、収録されている非オリジナル曲のためにJASRAC登録も済んでいる。
残り3曲は金子雄生のオリジナル曲。

この音源は、サウンドアーティストの村井啓哲氏がライブの一部始終を録音していてくださったものである。
店の外を通るクルマの音や、さまざまな「演奏以外の」音も混じっていて、現場の臨場感たっぷり。

実は、収録されている「曲」は4曲だが、CDの1トラック目には「砂銀ウォーク」というタイトルの「サウンド」が収録されている。(だからCDには5トラック収録されている)
これは、村井氏が「砂町銀座」を歩いてライブ会場まで向かう様子を録音した「サウンドスケープ」である。
駅から商店街の音の中を抜け、店に入った瞬間に音像や雰囲気が変わり、やがて私たち演奏者が登場するまでの様子が、一連の連続した風景として記録されている。

このサウンドスケープが、7分8秒もある。
CDの完成前に金子雄生から内容を聞いた際、CDの一曲目にそれ(7分)はディープすぎるだろう、と再考を促した。
いや、私個人的にはそれはすこぶる面白い試みだと、心から同意する。
私は現代音楽やテクノ音楽を含むさまざまな実験的な音楽にも(その思想や発想にも)常々とても興味をもっているし、インスタレーションなどにも多大な刺激を受けたりしている。

しかし、「ごく普通の一般的な音楽ファン」には理解し難いのではないか。
CDを買って、最初の一曲目から延々と音楽ではない謎のサウンドを聴かされるのは「いいところ30秒くらいがマックスだろう」と。

しかし雄生と当セッションのアドバイザー的存在のT女史は、「いや、でもこれがまたいい味を出してるんだ」と言って、初志貫徹の様子だった。

完成したCDは、果たして7分8秒の「砂銀ウォーク」で始まる。

聴いてみた。
・・・言葉で感想を書くのは難しい。

しかし端的に言って、面白い。
思った以上に面白かった。
「いい味」の意味もよく解った。
少なくとも、この日のライブに思い入れのある人(我々主催側や、ライブを楽しんで頂いた方々)には、ドキュメンタリーとしても価値があるだろう。
でも私が面白いと感じたのは、ドキュメンタリーとしてだけではなくサウンド自体として、である。

録音としてのクオリティの高さも、面白いことの条件になっているのだろうか。
街の喧噪を録音すれば、いつでも同様に面白いのだろうか。
わからない。

わからないので、何度か聴いてみた。
聴く側に耳を澄ます準備がある限りは、何度聴いてみても(音楽と同様に)楽しめるサウンドである、ように思う。
自分が実際にライブ会場へ向かい、これからナマの音楽を体験するのだ、という時の高揚感も体感することができる。

R.マリー・シェーファーの提唱した「サウンドスケープ」という概念は、若かりし私の音楽的価値観を形成する上で最も影響を与えた基本的な姿勢であるが、「音楽に変換していない、音風景の素材そのまま」を「作品」として改めて体験することで、その概念の意義が鮮明に立ち表れてくるようにも感じた。

しかし、「一般的な音楽ファン」にも楽しんでもらえるかどうか、というと、やはり全く謎のままである。
うーむ、どうなんだろう。
静かに音に集中できる環境でないと、意味を持たないことは確かだ。

広く皆さんにお薦めはできないかも知れない。(と逆説的に言うことで皆さんに興味を持っていただけることを狙っています。)

残りの・・じゃなくて、本編の4曲については、リラックスしてテキトーな、熱い演奏が記録されている。
私としては、ナマピでなくデジピだという点がとても不本意ではあるのだけど、どうやら熱狂的に望まれたCD化であるようなので、こういう形で残るのは嬉しいことだ。

レコーディングしようと言って改まって演奏するのとは違う、この場限りだと信じてテキトーに演奏しているライブならではの大らかさと勢い、ハプニングがあって、そういうことがこのアルバムの魅力(の中のひとつ)になっているのだと思う。
あとでCD発売になる可能性があるのならもっとちゃんとした演奏をしておけば良かった、という後悔が頭をよぎるが、「ちゃんと」というのが一体どういうことなのか、これは難しい問題だ。
「ちゃんと」していないからこそ、その音楽の本質が表れている、という場合もある。
(このライブが「不真面目に演奏している」という意味では決してありません。為念。)

魅力と欠点は紙一重だ、ということを思う。

3曲目の「Sahara〜砂漠色の薔薇」は、私もハーモニーアレンジに加わった。いい曲だ。
4曲目「アフリカの太陽」は、殆ど何も決めごとなし、一期一会のフリーセッションに近い。

ところで、このセッションの次回ライブ@「Cafe PARISDOR」が10月7日(火曜)に決定。

あ、CDは1000円です。
ご希望の方はメールにて。
080612_yusei_session_cd

by りき哉

2008年7月29日 (火)

NO TEARS

恒例的に年に一度しかない貴重な、高橋厚雄さん(sax)率いる「NO TEARS」のライブが盛況に終了した。

このバンドは、メンバー私たちの音楽的ふるさとの中心であった70年代のいわゆるフュージョン音楽を、まったく趣味的に、自分たちが懐かしんで楽しむために活動を続けている。
仕事というより、気分的にはかなり遊びに近い、と言ってよいかも。
しかし趣味的気分だからこそ(なのかどうか分からないけど)、毎度まいど、すこぶるディープで「濃い」内容になる。

今日も楽しかったなぁ!
演奏が熱いだけでなくサウンドがとても温かいのは、厚雄さんの人柄の故だろう。
リーダーの人柄って、やっぱり一番大きい。

今回も私はRhodes piano出動!
会場のグランドピアノとL字に配置して、曲によって使い分けた。
Rhodesを運ぶのはとてもとても大変なので滅多に持ち出さない。
(キーボード持ち込みの仕事はデジピを持参する)
実際、Rhodesはこのバンドの時(つまり趣味の時?)だけにしかこの数年持ち出していないので、そういう意味でも(私にとっては)貴重でビッグなイベントであったのだ。

年に一度のペースで長く続けていると、メンバー各人がちょこっとずつ(少なくとも音楽的には)オトナになっていることが確認できる。それは気のせいで本当はちっとも成長していないかもしれないのだが、そういう確認ができる(ように感じられる)ことも、このバンドの楽しみの一つだ。

お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。

次回は(恒例に反して)今年の10月にまたやろう、と皆で帰り際に話してはいたのだけど、それも毎度のことなので果たしてどうなるかな。

NO TEARS

a.sax & s.sax 高橋厚雄
guitar 岩谷耕資郎
piano & Rhodes 中村力哉
bass 高山毅
drums 沼直也
percussions 山田智之
2008年7月28日、調布「GINZ」にて。

by りき哉

追記(8/10)
次回ライブが10月28日(火曜)に決定しました。 今回と同じく、調布GINZにて。

2008年7月10日 (木)

すすむ すすむ bando-band(7/18写真UPしました)

来る7月15日(火曜)は中目黒「楽屋」にて、バンドネオンのバンド「bando-band」のライブです。
今回も風景の広がる新曲を携え、bando-bandはぐんぐん進化&深化しています。


丘の向こうから
何か 何か やってくる
あの音 あの音は…
青き楽隊
山を越え 丘を越え
村を巡り 町を巡り
あの音 あの音は…
青き楽隊
知らない時空を旅する楽隊
Basha

(詩とイラスト by 大久保かおり@bando-bandリーダー)


お時間などある方、青き楽隊の世界をどうぞお楽しみに!

詳細はライブページに。
bando-band のホームページはこちらです。

by りき哉

追記(7/16)
おかげさまで盛況に終了しました。
お越しいただいた方々、どうもありがとうございました!
予告の通り一段と音楽ベクトルの矢印が太く長くなったbando-bandの世界を、楽しんで頂けたのではないでしょうか。
私たちもとても楽しかったです。

次回は9/2(火曜)、同じく「楽屋」にて。
またお会いしましょう!

追記(7/18)
ライブの写真を頂いたのでアップしました。

Bandoband0807151

Bandoband0807152

photo by rika okubo

2008年6月15日 (日)

金子雄生セッション#1

音楽への向き合い方というのは、それこそいろいろな姿勢があって、そのことを想像してみると気が遠くなるほどである。

先日、トランぺッターにして民族楽器奏者である金子雄生をリーダーとするセッションが、東京の下町・砂町銀座の小さな喫茶店「Cafe PARISDOR」であった。

彼とは過去に一度だけ共演したことがあった。
たぶん10年くらい前だったと思う。
彼のリーダー・グループに、トラ(代役)で私が参加したのだった。
その当時すでに彼はアフリカを主とした民族音楽に深く傾倒していて、独自の世界を展開していた。(という印象が強く残っている。)
たった一度会ったきりで、そのとき以来、二度目の共演である。

物事にはタイミングというのがある。
音楽への向き合い方が、たぶん、10年近くの時を経てお互いに重なり合うところが顕在化してきたのだろうと思う。

今回もう一人のメンバー、パーカッションの渡辺オサミとはセッション当日に初対面。
その二人と私によるトリオ。

一体、どんな曲をやるのか、いや、そもそも「曲」をやるのかどうか、何かコンセプトや思想の具現という目標があるのか、何も知らされないまま、そして私も訊きたいのを我慢して敢えて訊かないまま、当日を迎えたのだった。

お客さんは靴を脱いで、床に敷いた座布団に座って、小さな店内はギュウギュウの満員御礼。
(実はここで告知しようと思ったときは既に予約完売だったのでした。悲しいやら嬉しいやら。反省。)

音楽のフタを開けてみると・・・。
ビヨ〜ン、ブンブンドンドン、プヮワ〜ン、カシャカシャカシャ・・・
って、何のことか判んないね。
南米やアフリカや、オリジナルの民族楽器もたくさんあり、私もピアノ(デジピ)にKORGのKAOSS PADという飛び道具を使ったり、秘技のタブラも叩いたり。
上のオノマトペは、別に効果音のような音楽だけで終始したという意味ではもちろんなくて、美しいコード進行もあったり、いろいろなリズムがあったり・・・。

しかしそういう表面的なことを書いても、あの場の音楽については何も伝えられないだろう。

とても自由で、大らか。
テキトーだけど、真剣に音に立ち向かって行く。

こういう風に大らかに自由に演奏するには、共演者それぞれの「音楽への向き合い方」が多彩に重なり合っていないと成立しない。

前々回のログ「音楽を深く感じるために」に書いたこととも通ずるところがある。

他の場ではできないことをやれそうなこのセッション、これからの展開が非常に楽しみである。
ちょっと新たな世界に足を踏み出しちゃうかも。
それも必然のタイミングなのだ。
と思う。
ワクワク。

今回のセッションにお越し下さった方々、どうもありがとうございました!

追記(8/8)
このライブ録音がCD発売になりました。
その記事がこちら




date
2008.6.12
the session at parisdor
cornet,etc. 金子雄生
piano 中村力哉
percussion 渡辺おさみ





080612


























by りき哉





2008年6月10日 (火)

SHAH高松ツアー日記

SHAHについては先日少し書いた。(こちら
Shah_takamatsu_02_3
本番前日の6月7日、東京より空路で高松へ。
高松といえば讃岐うどん。
コンサート主催の方が、空港からまずはうどん屋さんに連れて行ってくださる。
とても美味しくて、おつゆも全部飲み干す。
ごちそうさまでした。
そして皆で神社へお参りしてからホールへ。

Shah_takamatsu_04_3


サンポートはまだ新しい建物で、きれいで立派なホールだ。
今回、私はピアノに加えてローズピアノも弾く。
写真の通りホンモノのRhodesスーツケースである。
(知らない人のために注釈しておくと、ローズピアノは電気ピアノである。電子ピアノではない。)
スーツケース・タイプは鍵盤がアンプの上に乗っていて、弾いていると身体全体が音に包まれてとても気持ちよい。
Shah_takamatsu_03_4

ちなみにこのRhodesはSHAHのキーボーディスト&マニュピレータであるH〆Yさんの持ち込みである。
そのH〆Yさんの要塞にはざっと見て7台くらいのキーボードが、コの字型に配置されている。ホンモノのクラビネットも設置されている。
キーボード&コーラス担当の本間知子さんにはホンモノのMOOGもある。
3人の実に壮観なキーボード編隊!

リハーサルをたっぷりして、打ち上げに招いて頂いて、ホテルに戻ったのは深夜の2時半くらい。


そして一夜明けて本番当日。

軽い全体チェックの後、13時から本番スタート。
今回、SHAHコンサートのテーマタイトルは「和魂洋奏」!
つまり「和の魂を以て(持って)洋を奏でる」ということである。

さて「和の魂」って、その本体は何であろうか?
私たちが普段とくに意識せずとも自分の中に自然に受け継いで持っているものなのか、それとも、近年のグローバル化が加速する中で急速に失い変質しつつある何かなのか。

確かなことは、SHAHリーダーの工藤武さんは、それこそ和の魂そのものであることだ。尺八の佐藤英史さん、和太鼓の美鵬成る駒さん然り。
こういう素晴らしい人たちと共演するときに圧倒されるのは、その魂によってなのであろう。
自分が少なくともそれを感じられるだけのアンテナを持っていることは幸いである。
しかし、それをもっと鋭敏にしなくては。

というような難しいことを考えることも一切なく、本番はただ楽しくピアノとRhodesを弾いた。
演奏しながら、ゲストである角田洋若さんの舞踊にウットリしたり。
同じくゲストの仁木宏宗さん、涌井晴美さんの民謡も堪能でき、洋楽器組はメインヴォーカルのKAZUMIさん、バックヴォーカルのJACKIEさん、ベースの篠田健一さんとドラムのJUNJUNさん、そして上述の3人キーボーディストという編成で、演目はSHAHのオリジナル曲と民謡なのだけど、ジャンルで言えば、ポップスあり、ハードロックあり、ジャズあり、民謡ありの、ジェットコースターのような(楽しい)SHAHワールドだったのではないか。
会場は高校生くらいの若い人から年配の方々まで、文字通りの老若男女。
皆さんとても楽しんで感じてくださった様子で何より。
大成功でコンサートは終了。

前日に引き続き、主催の方々に打ち上げでごちそうになる。
フグの唐揚げなど、美味しい美味しい。
ごちそうさまでした。

そしてその後、私の中ではこの旅のもう一つのクライマックスである、愛しのカフェ「umie」へ。
umieについては以前に書いた。(こちら
私は盛りだくさんなスケジュールの合間を縫って、独りでも這ってでも行く決意ではあったのだけど、結局バンドメンバー全員を含む総勢15名で訪れることに。
この日は日曜日で、実はお店の営業時間内に行くことが叶わなかったのだが、私たちのために特別に対応して下さったのだった。
私はただ感謝しきりで感激するばかり。
店長の松下さん、どうもありがとうございます!

一緒に行った仲間たちも、一歩中に入るなり(いや、建物の前についた瞬間から)本当にその空間を心から気に入り、感動すらしながら、寛ぎ、ゆったりと楽しい時間を過ごしている。
皆から「りきりき、素晴らしい!どうもありがとう!」と感謝される。
うん、うん。そうでしょ、そうでしょ!
何だかピアノ演奏以上に手柄を立てた感じ。

umieの母体であるデザイン会社D.N.Aの柳沢さんと、オープンにしていくことの大切さについて、ちょっと語り合った。
自分を周りに開いて行く、ということ。
umieのこの空間は、とてもアーティスティックでありながら、かつ温かい気に溢れている。
こういう雰囲気は、デザインだけ技巧を凝らしても表現できるものではないだろう。
それを作る人のオープンな姿勢や気持ちが、その空気となってこちらに響いてくるのだ。
そういうことを音楽を通して感じることは多いが、ここでは空間から、それを明快に感じることができる。
私が自分のtextや音ファイルをwebにアップすることも、どちらかというと内向的である自分を努めてオープンに保ち続けようとしていますよ、という姿勢表明のような、ささやかな営みだと思っている。
そうあろうとする、自分への確認作業だと言っても良いだろう。
Shah_takamatsu_05_2


D.N.Aの柳沢さんと川井さんと、umie店長の松下さんと、4人で写真をパチリ。
とても嬉しい、半年ぶりの再会であった。
umieのオリジナル・コンピレーションCDが近く発売になるとのこと。
これには私が参加しているbando-bandの曲も収録される。
うれしいことだ。(ねっ!大久保かおりさん@bando-bandリーダー。)
umieでは不定期にライブイベントを開催しているので、近隣の方は要チェックである。

半年ぶりに食べた、愛しのカレーはやっぱり美味しかった!
写真は撮り忘れた。
中には私以上にカレーに感銘を受けていた人も。
音楽でも食べ物でも場所でも、自分のオススメに共感してもらえると単純に嬉しい。

この後ホテルに戻ってからも軽く皆で飲み続け、楽しいメンバーとのツアーは無事に終了したのだった。

工藤武さんはじめ、SHAHのみなさま、どうもありがとうございました。
また次回ライブも楽しみ!

下の写真はumieで寛ぐSHAHの面々たち。

Shah_takamatsu_10

Shah_takamatsu_07_3

Shah_takamatsu_08_2

Shah_takamatsu_09_2

Shah_takamatsu_11





















SHAHの公式サイトはこちら


by りき哉

2008年5月25日 (日)

SHAHの東京&高松ライブ

津軽三味線の工藤武さん率いる「SHAH」は、民謡ありポップなオリジナル曲ありで、とてもエネルギッシュで楽しいバンドです。
私は結成当時(たしか’96年だった)からのおつきあいで、今回も久しぶり(3年ぶりくらい)にゲスト参加させて頂くことになりました。

編成は工藤さんの三味線とメインヴォーカルのKAZUMIさんを中心に、尺八&笛、和太鼓、ドラム、ベース、バックヴォーカル、それにキーボードが二人いる上に私がピアノで入るという、大所帯です。(キーボーディストが3人って、すごい!)
さらに今回は民謡・舞踊のゲストもあり、一段と盛りだくさんなライブになる模様。
先週と先々週、たっぷりとリハーサルもしました。
乞うご期待!
バンド・アンサンブルのハッピーなこともさることながら、工藤さんの三味線独奏は、本当に本当に怒濤にスゴイです。

東京は5月26日(月曜)、原宿「CROCODILE」にて。
open 18:30 start 19:30
前売/3000円 当日/3500円

高松は6月8日(日曜)、「サンポート高松 大ホール」にて。
open 12:30 start 13:00
S席:5000円 A席:3500円

その他の詳細はLIVEの予定にて。

ところで私は高松を訪問するのは今年二度目です。
一月にbando-bandの四国ツアーで行って以来。
2/2の日記「ああ、愛しのumieのカレー!」を書いた時点では、こんなにすぐに再び高松を訪れる機会があるとは思ってもいませんでした。
(実際には今回のライブに参加することは昨年から決まっていたのだけど、その場所が四国とは聞いたものの高松だとは知らなかった)

そんなわけで、今回高松へ行けるのは、個人的に実はとてもうれしいのです。
ああ、umieであのカレーが食べられる〜!
今回、前乗り(ライブ前日に現地入り)してゲネプロなどもあるので、時間の合間をみつけて何としてもumieに行くぞ〜!
と、意気込み充分なのでした。楽しみだ〜!

by りき哉
(下の写真2枚は高松ライブのチラシ)

Takamatsu1


Takamatsu2

2008年3月20日 (木)

takao band と bando-band のライブ

Takao_band_live080322

Rakuya


今度の土日(22,23日)は岡村タカオさん(ds)をリーダーとするTAKAO BANDのCD発売記念ライブです。
22日:関内「エアジン」
23日:東戸塚「神泉」にて。
ちょっと体育会系な(?)ジャズで、曲はスタンダードとオリジナルが半々くらい。
パワフルにグルーブします。

そしてその翌日の月曜(24日)は中目黒の「楽屋」にて、大久保かおりさん(バンドネオン)をリーダーとするBANDO-BANDのライブ。
タンゴとジャズとオリジナルが混じって、物語と風景が広がる音楽です。
このバンドの様々な音楽ベクトルのバランスが、私はとても心地よいと思います。

皆様のお越しをお待ちしています!
ライブ詳細はLIVEの予定にて。

by りき哉

----------------------------------------------------

2008年3月 2日 (日)

久しぶりの491

昨日は約一年ぶりとなった491ハウスで、ベースの江上友彦さんリーダーによるデュオ。

ピアノ(アップライト)はアクション調整がちょっとおかしくて時々ハンマーが二度打ちしてしまうので弾きづらかったけど、それでも江上さんとのデュオは楽しいセッションだった。

しかし楽器の状態が良くないとどうしても響きや間を味わうことができずに、ついつい音を埋めつくして弾き過ぎてしまう。
という反省を、個人的には繰り返したのだった。
いや、本当は別に楽器のせいではないのかもしれない。
とにかくもっと「弾かない練習」をしようと再確認した。

次回のこの491ハウス・セッションは4/26(土)が決定。


by りき哉

----------------------------------------------------

2008年2月22日 (金)

トリオ・コンサートの録音

Rikiya_trio_01_5

杉並公会堂ライブ(2008年2月9日)の演奏です。
4曲アップしてみました。(著作権上問題ない曲の中から)

続きを読む "トリオ・コンサートの録音" »

2008年2月10日 (日)

トリオ・コンサート無事終了

2月9日の杉並公会堂、文字通り足下の悪い中(雪の中!)にもかかわらず、沢山の方々にお越しいただきました。
どうもありがとうございました!

Rikiya_trio_02

舞台からは逆光のため会場の皆さまの表情は全く見えなかったのですが、一曲ごとの最後の一音の余韻が消えるまで耳を澄まして聴いてくださっている空気は伝わってきて、温かい拍手やら・・嬉しかったです。
私たち3人も、とても楽しく本番を演奏することができました。

今回かなり演奏の難しいアレンジをしてしまった「雪深い山国」5拍子バージョンも楽しんで演奏しました。
ああ、どの曲も本当に「名曲揃い」でした。
2曲演奏した自分のオリジナル曲のうち、「ねこのひとりごと」はインスト(唄なし)で演奏したのは今回初めてでしたが、ピアノトリオでやっても素晴らしい曲である(自賛)ことを発見できたことは収穫でした。

昨年末より、選曲からアレンジから曲順決め、そして3回のリハーサルと、思い返すと感慨深いものがあります。

リハーモナイズ(新しく和声をつける)やリズムのことや何やら・・それぞれどの曲のアレンジも愛おしく、それらを今回とても良いホールで自分のリーダートリオで演奏できたことは至極有り難いことでした。
そういう機会を与えてくださった主催のANIDOさんにはとても感謝しています。

このトリオは楽しいです。
いつも音楽をグンと豊かに広げてくれる、ベースの西川輝正とドラムの秋葉正樹の両氏にも心より感謝!
今後もこれを膨らませていけたらいいなと思います・・・が、マイペースの私はやはりお尻に自分で火をつける必要があるかもしれません。。。
・・ま、いずれ時が来るでしょう。(来るのか?)

何はともあれ、皆様に、いろいろなことに、感謝感謝なのです。

お越しいただいた方々、応援くださった方々、ANIDOさん、スタッフの方々・・
どうもありがとうございました!

Rikiya_trio_04


Rikiya_trio_05


Rikiya_trio_03


主催のアニドウ・なみきさんからはチェブラーシカのぬいぐるみのサプライズ・プレゼント!
ありがとうございました!息子は「おっきい!」と驚き大喜びでした。
Rikiya_trio_06


私のCD「ホコラ」もたくさんの方に買って頂けました。
Rikiya_trio_08


打ち上げは妻と息子も一緒に。
アニドウさん、ごちそうさまでした。
ベースの西川さんは運転のため飲めず、
ドラムの秋葉さんは元から飲めず、
私だけ真っ赤です。息子は氷をかじっているところ。
Rikiya_trio_09


by りき哉

追伸('08.2/22)
本番の録音の中から4曲、mp3ファイルをアップしました。
トリオ・コンサートの録音


----------------------------------------------------

2008年2月 4日 (月)

中村力哉トリオ・コンサート/Play the Music of Animation

2月9日の杉並公会堂ライブが近づいてきました。
これは世界の名作古今アニメーション映画の中から「隠れた」名曲を掘り起こし、ジャズアレンジにして私のピアノトリオで演奏するコンサートです。

主催者ANIDOさんの意向で、既に有名な作品は敢えて外し、一般的にはあまり知られていないものを選択的にやります。
昨年末から、短編・長編合わせて何本もアニメーション映画を見て選曲し、正月返上でアレンジのアイディアを練り、先日2回にわたりトリオのリハーサルをしました。
リハの感触はとても良い感じです。

ちょっと特別サービスで、リハの録音をしばしアップしましょう。
今回の唯一の有名なスタンダード曲である「Someday My Prince Will Come」。

'08年2月1日、hocola studioに於けるリハーサルの録音。
bass 西川輝正 drums 秋葉正樹

他の曲も紹介したいのですが、著作権があるのでNGなのです。
(「Someday My Prince 〜」は既に著作権が切れている)
(注:「オオカミなんか〜」も同じ作曲者でした。2/12加筆)

今回演奏する曲は、
We're the Couple in the Castle(バッタ君町へいく)

狼なんかこわくない(三匹の子豚)

セントジェームス病院(ベティの白雪姫)

ゲーナの歌〜空色の列車(チェブラーシカ)

いつか王子様が(白雪姫)

雪深い山国のテーマ(雪深い山国)

すて猫トラちゃんの子守唄(すて猫トラちゃん)

五月の歌(やぶにらみの暴君)
それと、私のオリジナル曲も2曲。

アニメーションに門外漢である私は上記のうちディズニーの2作品以外は知らない映画ばかりでしたが、どれも素晴らしいものです。
「チェブラーシカ」はロシアでは知らない人は居ないくらいポピュラーな人形アニメーションだそうで、主人公のチェブラーシカやワニのゲーナはとても愛らしく、息子(2歳)はすっかり気に入って毎朝繰り返し観ました。
ロシアのお国柄なのか、曲はとても哀愁漂う叙情的なものが多くて、楽しいのとちょっと切ないような、何とも味わい深い作品です。

「雪深い山国」はフランスの短編アニメーション。冬のヒマラヤで暮らす男と正体不明の不思議な動物との心の交流。
台詞は殆どなく、全編を通して一つのメロディアスな曲がシーンごとにテンポを変えて流れています。
3拍子の曲ですが、今回はこれを5拍子のクールなアレンジにして演奏します。

「やぶにらみの暴君」は長編の、哲学的な感じもある作品。息子も好きで観ていましたが、大人が観て見応えのあるストーリーです。王様が自分の王室で寂しく虚しい心持ちで聴くオルゴールの「5月の歌」。すごくシンプルで美しい曲です。

「すて猫トラちゃん」。これは今回唯一の日本の作品で、1947年、戦後すぐの頃のモノクロ作品。台詞の殆どが歌になっていて、演奏はオーケストラです。かわいい猫たちのオペラになっています。
お母さん猫が優しく歌う子守唄。日本的な旋律のこの子守唄をピアノトリオでやるとどうなるのか?この曲をピアノトリオで、いやピアノに限らずインストロメンタルで演奏するのは、もしかして私が世界で初めてではないでしょうか? 優しい音楽です。

「バッタ君町へいく」は長編のアメリカ作品。音楽は全編ゴージャスなジャズな感じ。目覚ましいスピードで開発が進んでいく近代の都市。虫たちはそこで平穏に暮らせる土地を求めて奮闘している。
バッタ君とミツバチの希望に満ちた恋の歌を小粋に演奏します。

「ベティの白雪姫」で流れる「セントジェームス病院」はキャブ・キャロウェイが歌っているもの。ちなみにセントジェームズ病院は精神病院とのことです。
おばけが出てきて、息子は「こあい(怖い)」と言ってテレビの前から逃げ出してしまいました。
お父さんのアレンジも怖いかな?

本番は200人ほどの小ホールです。
会場の響きもすごく良いので、とても楽しみです。
ピアノはスタンウェイを選びました。

ライブ詳細は
2008年2月9日(土)

中村力哉Life is now trioコンサート

「PLAY! The Music of Animation!!」
開場19:00 開演19:30〜

前売¥2000 当日¥2500

piano 中村力哉

bass 西川輝正

drums 秋葉正樹

場所:「杉並公会堂 小ホール」
東京都杉並区上荻1-23-15

TEL 03-3220-0401

http://www.suginamikoukaidou.com/guide/hall_s.html

主催:アニドウ

http://www.anido.com/

お問合せ・前売申込はアニドウ(TEL 03-5761-8924)まで。

webチラシはこちら。

http://www.anido.com/html-j/event-j.html

by りき哉

追伸('08.2/22)
本番の録音の中から4曲、mp3ファイルをアップしました。
トリオ・コンサートの録音
----------------------------------------------------

2008年2月 2日 (土)

ああ、愛しのumieのカレー!

四国は高松の「umie」さんについて書いておこう。

私は'08年1月のライブツアーで初めて訪れた。
「umie」はフェリーの船着き場すぐ近くにある、大きな倉庫の2階を改装したカフェである。

赤錆びた倉庫の外見からは想像できない、階段を上がって中に入るとそこはすんごく趣があってかつ洗練された、天井も高くて広々とした異空間。レトロ・モダン!
興味をそそられる古本が沢山あちこちに並んでいて、自由に読んだりできる。
デザイン会社が母体であるとのこと。いやぁ〜、何だか素晴らしく居心地がよい。

我々が到着した時はまだ昼間の通常営業中で、沢山ある席は若い人たちで殆ど満席状態。
楽器搬入するまで時間があったので、私はカフェ・モカをごちそうになった。
幸せな美味しさ。窓からは海が見えている。

Umie_rh

写真はライブ準備のためにいったんクローズして、サウンドチェックをしているところ。外はすっかり暗くなっている。
ちなみにライブ本番も大入り御礼で、すこぶる楽しい演奏だった。

さて。そして更に特筆しておきたいのは、ライブ終了後にごちそうになったカレーライスの美味しいこと!!
私はジャパニーズカレーもタイカレーもインドのカレーも好きである。東京でも何軒かお気に入りのカレー屋さんはある。
しかしumieのカレーにはノックアウトされた。美味しすぎる!
ひき肉のカレーに揚げた野菜が乗っている。ココナツミルクも。それにしてもどうしてこんなに美味しいのだろう!
カレーの後に食べたリンゴのピザもまた格別だった。

そんなわけで、私はすっかりumieのファンになってしまったのだった。
しかし、東京から高松は果てしなく遠い。遠距離の片思いという感じだ。
ああ、高松の人はいつでもumieに行けていいなぁ。。
香川へ行った時にはもちろん、岡山あたりでも行く機会があればフェリーに乗ってサッと駆けつけたい。

私の中に強力なインパクトを与えてくれたumieさんに感謝!
どうもありがとうございます。
また行きます!

Umie






追伸
ライブ本番の写真を頂いたので追加でアップしました。

追記2('08.6/11)
この記事の半年後、再びumieを訪れることができました。
その様子を書いた記事がこちら

by りき哉


----------------------------------------------------

2008年2月 1日 (金)

名古屋・京都・高松・高知ツアー日記

'08年1月24日、ワゴン車に楽器一式とメンバー4人が乗り込み東京を出発。
名古屋を皮切りに、京都・高松・高知と、計5カ所で演奏してきました。

「BANDO-BAND」のライブツアーは今回もすこぶる充実していて、ライブも打ち上げも楽しい毎日。
本当にありがたく嬉しいことに、ライブ会場はすべて満員御礼!!
それぞれの会場ごとに温かな(熱い)空気に包まれて盛り上がりました。

今回演奏した場所は、
1/24 名古屋「STAR EYES」
1/25 京都「Candy」
1/26 高松「ギャラリーen」
1/27 高松「umie」
1/28 高知「レ・パルミエ」

名古屋「STAR EYES」はジャズの老舗ライブハウスの感じで、客層も全般にオトナな雰囲気。
京都「Candy」も雰囲気の良いジャズ・ライブハウス。ゲストで私たちの友人のTrumpet・藤井美智さんが入ってくれて、さらに色彩豊かに。
高松「ギャラリーen」は着物屋さんのクールなギャラリーでアップライトピアノがある。会場の響きもとても良かった。
同じく高松の「umie」はすごく趣のあるカフェで、若い方たちが多く来てくれました。会場の雰囲気の良さに加えて、ライブ後に食べたカレーライスのあまりの美味しさに深く感動!
同じ四国でも、高松のみなさんは耳を澄ましてじっくり聴いている感じだったのに対して、高知の方たちはやはり「攻める民」なのか・・高知「レ・パルミエ」ではお客さんに乗せられて今回一番熱い演奏になったような・・。

お越しいただいた皆さま、どうもありがとうございました!
そして応援してくださったスタッフ・関係者の皆さま、どうもありがとうございました!
リーダーのかおりさん、お疲れさま&どうもありがとう!

高知からの帰路は800キロ以上、一人200キロくらいずつ順番に運転して無事に帰ってきました。
もちろん、各地でおいしいものも沢山食べてきました。

このバンドの次回ライブは3月と4月に東京にて。
ますますバンドとして深化・進化していくでしょう。楽しみです。


追伸('08.2.6)
高松 umie のスタッフの方がライブの様子をYou Tubeにアップして下さいました。
携帯電話で撮影したものなので、ベースは全然聴こえませんが・・。

カオ・ネオン(大久保かおり作曲)
http://jp.youtube.com/watch?v=TNU0TlG-47Y

エル・チョクロ(アンヘル・ビジョルド作曲)
http://jp.youtube.com/watch?v=l_yNS214N1w

BANDO-BAND
Bandoneon 大久保かおり
Piano 中村力哉
Bass マーク・トゥーリアン
Percussion よしうらけんじ

by りき哉

----------------------------------------------------

2008年1月 1日 (火)

2008〜新年のご挨拶〜

あけましておめでとうございます!

今春の目玉トピックをいくつか・・。

1. 1月24〜28日、バンドネオンのバンド「Bando-Band」の名古屋・京都・高松・高知ライブツアーがあります。
ちなみに東京でのライブは3/24中目黒「楽屋」、4/24渋谷「公園通りクラシックス」にて。
ジャズとタンゴとオリジナル曲が入り混じった、すごく面白いバンドです。ツアーは美味しい食べ物も楽しみ。

2. 2月9日(土)は杉並公会堂(小ホール)にて私のピアノトリオによるコンサート。
アニドウ・フィルムの主催で、古今の名作アニメーションの隠れた名曲をジャズ・アレンジでお贈りします。私のオリジナル曲も演奏します。
う〜、お正月の間も曲アレンジのことで心が休まりません。
webチラシはこちら

3. 3月22日(土)はTAKAO BANDのアルバム発売記念ライブ(at横浜エアジン)。
昨年10月に行なわれたレコーディング・ライブのCDアルバムが、エアジン・レーベルより発売になります。
CDには私のオリジナル曲も3曲収録されます。

いずれの催しも、皆さまのご来場と温かい応援をお待ちしています!
もちろんその他のライブでもお待ちしてますよ〜。
詳細はライブ予定のページで。
mcasi mcasiのライブページの方が見やすいかも)

今年もマイペースに、ちょこっとずつ前進していきたいと思います。
仕事仲間の方々、応援してくださる方々、本年もどうぞよろしくお願いします。

中村力哉

----------------------------------------------------

2007年12月31日 (月)

TAKAO BANDのミックス

今年の仕事納めとなった29日、千駄ヶ谷のスタジオ「音のメルヘン屋」にて、10月にエアジンでライブ・レコーディングしたTAKAO BANDのミックス作業。

エアジンでの録音は昼と夜と2テイクずつしたのだが、結局CDに収録するのは全て夜のライブ演奏のテイクになった。

気持ちは同じように演奏しているつもりだったけど、やはりお客さんがいるときの演奏の方がハイテンションで勢いがあったよう。
お客さんからもらうエネルギーとか、会場の一体感とか、そういうことの意味がいかに大きいか再認識した気がした。
(会場の皆さま、改めてありがとう!)

エアジンのピアノは音が固くて薄くてお世辞にも良いとは言えないのだが、録音とミックスで大分やわらかく丸い音に仕上がったので少しホッとした。
CDには私のオリジナル3曲(うち1曲はタカオさんとの共作)も収録されることになった。

どのトラックも一切の修正なしの(したくてもできない)ライブ録音なので、メンバーそれぞれ自分の演奏に不満は多々あるのだが、本当にリアルな記録としてバンドにとって大きい意味があると思う。
もちろん広く多くの人たちに聴いてもらえる作品としてもちゃんと成立している( ことを期待している)。

来る3月22日(土)にエアジンでのCD発売記念ライブが決定。
これを機会にこのバンドでもツアーライブなどできるといいなぁ。

by りき哉

----------------------------------------------------

2007年12月21日 (金)

ピアノレッスンと演技

先日は数日間に渡ってテレビ番組のお仕事。
フジテレビの特別番組で、トランペットが趣味の50代の俳優さんとピアノが趣味という若い女優さんがジャズの共演をする企画で、私はその女優さんにピアノのアレンジと指導をする、というものだった。

女優のお名前は宮地真緒さん。私は世間知らずで存じ上げなかったのだけど、NHKの朝ドラ「まんてん」の主人公を演じていた方とのこと。
ちなみに50代の俳優は斉藤暁さん。フジテレビのドラマ「踊る大走査線」で副所長役だった方だそうである。こちらは私の旧友のトランぺッター・海野知子さんがサポートする。

打合せで宮地さんのピアノスキルを見せて頂いてから、その日の内にアレンジを仕上げ、教則ビデオの撮影までこなす。
これであとは彼女に直接レッスンするだけで私の任務は終るハズだった。

ところがその翌日、台本が膨らんできたとかで、私もちょこっと出演することになってしまった。
某ライブハウスにて、私が宮地さんのリクエストに応えてソロ・ピアノ演奏するシーンを撮らせて欲しいという。
気楽に承諾したものの、メールで送られてきた台本を見ると、・・・えっ?・・何と、私にも台詞があるっ!
(それって、つまり、演技するってことでは・・・?!)

私の台詞だけ抜き出してみると、
「こんにちは〜」
「なにか好きな曲あります?」
(短くJAZZっぽく弾いてみて)「こんな感じ〜〜?」
みたいなノリで、私がピアノレッスンを引受けるところまでまだ二言三言ある。

たったそれだけでも、いざ「演技」となると絶対に自然には振る舞えないだろう。
手タレ(俳優さんがピアノを弾くシーンの手)の経験は何度かあるけど、あれは別に「演技」ではない。
小心な私は早くも不安になってきた。

さらに、宮地さんが私にリクエストする曲は、「ドラゴンボール」という私の知らないアニメのテーマソングだった。
mp3ファイルを送ってもらって聴くと、アップテンポな打ち込み主体の16ビート、キメがビシバシでメロディは同一音連打しまくり、ソロ・ピアノに最も不向きと思われるタイプの曲である。
明日の収録まで数時間しかない。仕方がないので、慌てて自分なりにアレンジして練習する。

一夜明けてロケ初日。
ソロピアノの中身はまあ及第だったか。
宮地さんにもスタッフの方々にも本当に驚嘆して喜んで頂けたようだったので、自分の中ではミスタッチが一カ所気になったのだけどそれで良しとした。

問題は「演技」だ。
こちらは案の定、すごくぎこちないことになっていると思う。
私が妙な違和感から抜け出せないまま、台詞の決められた会話はアドリブも交えつつとんとん進んでいった。
俳優さんはすごいなぁ。

それでも何とか終って、翌日と翌々日は私の自宅スタジオにて宮地さんにピアノレッスン。

そしてさらにその次の日、最終のライブハウス・ロケを迎えた。
今回のドキュメンタリー(なのか?)のハイライトである。

この日の私は普通に演奏するだけ。演技はしなくて良い。
宮地さんは特訓の甲斐あって・・・、どうだったかは内緒にしておこう。
ここだけの話、私としては先生冥利に尽きました。
宮地さん、よくがんばったね。お疲れさま〜!

かくも私にとってはドタバタで新鮮な一連のお仕事であった。

放映は12月25日(火曜)23時から。
フジテレビの「HIGH × HIGH × TEEN」という番組の中、15分間くらいの枠です。

by りき哉
----------------------------------------------------

2007年12月17日 (月)

bando-bandの東京ライブ

イラストレーターでもあるバンドネオン奏者の大久保かおりさんは、リハーサルで自身のオリジナル曲をメンバーに説明する際、まず風景描写から入ります。登場人物の着ている服の色とか、その場所の匂いとか、ディティールは詳細で、絵コンテを描いてくることもあります。メンバーは面白がりながらも半分困ったりしながら、楽しく曲は膨らんでいきます。

タンゴやジャズも入り混じったバンドネオンのバンド「bando-band」。
明日、渋谷「公園通りクラシックス」にてライブです。
みなさまのご来場お待ちしています!

2007年12月18日(火曜)
bando-band ライブ

19:30スタート
チャージ3000円(1ドリンク付き)

bandoneon 大久保かおり
piano 中村力哉
bass マーク・トゥーリアン
percussion よしうらけんじ

場所:渋谷「公園通りクラシックス」
渋谷区宇田川町19-5 東京山手教会B1F
TEL 03-3464-2701
http://www.radio-zipangu.com/koendori/

by りき哉

----------------------------------------------------

2007年12月 3日 (月)

骨董ジャズ喫茶「あきし乃」

12月2日(日)、小岩にある骨董ジャズ喫茶「あきし乃」で、
日竎則彦(sax)・西川輝正(bass)とのトリオによるライブだった。
このトリオによる演奏は2003年には赤坂プリンスのラウンジでよくやっていたが、それ以来かな。
日竎さんのオリジナル曲も織り交ぜながらジャズスタンダードを中心に。
とても趣のある小さな店内は満員御礼。
071202_171101_7071202_171201_3

ピアノはシュバイツァスタイン(ドイツ)のアップライト。たぶん弾くのは初めてだと思う。
ダンパーの調整に不備があったり、右ペダルがキコキコ鳴るのがちょっとやりにくかったけど、音色は悪くない。
飛び入りでsamaNOЯI の早眞ちゃんも一曲唄ってくれて、
気心知れたメンバーでとても熱く盛り上がった。

ライブ後はテレビ番組の仕事の打ち合せで渋谷へ。
宮地真緒さんというタレントさんにピアノの指導とアレンジをするのだ。
とにかく本番収録まで6日しかないので、果たしてどうなることか。

by りき哉

----------------------------------------------------

2007年11月29日 (木)

山形民謡とピアノ

2006年の11月、山形県寒河江市市民文化会館で行われた二代目・辻秀菁の民謡リサイタルにピアニスト&音楽アレンジャーとして参加しました。
この5曲はその際に制作したアレンジ・スケッチです。

M1 山寺石切唄

M2 真室川音頭

M3 最上船頭唄

M4 村山おばこ

M5 あがらしゃれ

M1は初代辻秀菁の、そしてM2~5は二代目辻秀菁のアルバ ム(和楽器のみによる純粋な民謡)音源に、私が新たにハーモニーを加えてピアノをオーバーダビングしたものです。
(民謡には元々ハーモニー(の概念)はありません)

これら5曲はあくまでも、リハーサルに先立って共演メンバー (私以外全員、民謡の世界の方々)と辻先生にアレンジの雰囲気を伝えるための「ラフスケッチ」として制作したものだったのですが、素材が素晴しいのでピアノがデジタルピアノであるにもかかわらず我ながらとても心地よく・・・、
当時11ヶ月の息子も(それまでグズっていても)これを聴くとハッと静かに耳を傾け、そのうちに安心してスヤスヤと眠ってしまうので、我が家ではこのスケッチが超ヘヴィー・ローテーションになったのでした。
効果抜群の子守唄!!(お父さんお手柄!)
1歳2ヶ月を過ぎた現在('07年3月)もその効果は衰えず有効です!
というわけで折角なので皆さまにも自由に聴いて頂けるように、辻先生にも快くご承諾を頂き、音をアップすることにしました。

M6 山寺石切唄(ライブ録音)

M6はボーナストラックです。
 唄/二代目辻秀菁
 尺八/佐藤英史
 鳴りもの・お囃子/美鵬那る駒・美鵬成る駒
 ピアノ/中村力哉
 2006年11月19日山形県寒河江市市民文化会館大ホールにてライブ録音。

※これらの音楽データは個人として楽しむ他は著作者(辻秀菁、中村力哉)の許可なく使用することはできませんのでご注意ください。

文中一部敬称略。
なお、辻秀菁の「菁」の字は正しくはクサカンムリに「青」です。

by りき哉

----------------------------------------------------

2007年10月20日 (土)

TAKAO BAND レコーディング・ライブ

10月20日(土曜)横浜エアジンにて、岡村タカオ(ds)率いるTAKAO BANDのレコーディング・ライブ。 私のオリジナル曲も3曲やりました。

スタジオ録音でじっくりと納得いくまで作り込むのも至極楽しいけど、ライブ録音に臨むのはそれとはまた違う種類のテンションに包まれていて実に心地よい。

昨日は全10曲を、昼間にお客さんなしで一度録音、夜はお客さんを入れて同じメニューで録音、のべ20曲(アンコール入れて21曲)を演奏し、精魂尽き果てました。。。

果たして内容がどうだったか、今は理性的には判断がつきません。
とにかく、この21テイクの中から良いテイクが選ばれて、エアジン・レーベルよりCD化される予定です。

スタジオでブースに分かれたりオーバーダビングしていくのは「作品をつくる」というニュアンスが強いのに対して、
ライブ録音は「その演奏を記録する」ということに尽きます。
演奏上のハプニングや内容の善し悪しをまるごと含めた、言葉の通りの「レコーディング(記録)」です。

修正がきかないという緊張感・プレッシャーのせいで、ちょっと弱気になると「間違えないようしよう。失敗しないようにしよう。」という「守りの姿勢」に入ってしまいそうになりますが、そのように守りに入った演奏などでは鑑賞して面白いはずもないし人に感動も何も与えられるもんか、ということも常に頭にありますから、「攻めの姿勢」を決して忘れないように演奏するわけです。
しかし、攻めすぎた為に演奏が荒れたり破錠したりして、鑑賞に堪えるものでなくなってしまっては元も子もない。
このバランスの保ち方が難しい。
美しさを保ちつつ己の枠を押し広げて攻めろ、と。

尤も、このバランスというのは「ライブ録音」に限った話ではなく、それよりもそれがどんな音楽であるか、その音楽が何を目指しているのか、ということによって決定するものでしょう。

何はともあれ、自分達のパフォーマンスは終ったので、トラック・ダウンが気楽に楽しみです。

by りき哉

By_aratani_1_2 By_aratani_2_2 写真:荒谷良一

------------------------------------------------------

2007年10月 4日 (木)

samaNOЯIのレコーディング

「samaNOЯI」はsaxの日竎則彦さんがvocalの早眞さんとともに立ち上げたジャズ・ユニット。
日竎さん曰く「ジャズの垣根を低くして、広くみなさんに親しんでもらいたい」というコンセプトです。

私は昨年のsamaNOЯI創業時から参加させてもらっており、10月2・3日の二日間、柏の「Studio Woo」にて7曲レコーディングしてきました。

ドラムとベースを録り終わった上に、ピアノをオーバー・ダブ。
今回はピアノのアドリブ・ソロもとても多い上に録音時間もすごく短く限られたていたので、自分で納得のいくテイクが録れるか心配でしたが、何とか無事に終了しました。

私の後はサックスとトランペットを入れて、最後に唄入れ後、ミックス&マスタリングです。

これはアルバムとして発売になるのかな?
まだちょっとわかりませんが、取りあえず完成が楽しみです。



At_woo_1

At_woo_2

At_woo_3

ディレクションする日竎さん


by りき哉