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2024年9月11日 (水)

「ソプラノ、クラリネット、ピアノのための三重奏曲」初演コンサートご案内

今年初春、「ソプラノ、クラリネット、ピアノのための三重奏曲」の作曲依頼を頂戴しました。(大変嬉しく光栄なことでした)
構想から心を注ぎ、15分ほどの長さになる組曲を書きました。
今秋10月6日、その初演コンサートが行われます。

この初演によって楽曲に命が吹き込まれること、楽しみで胸が高鳴るばかりです。
どなた様もどうぞお運びください。(私も客席で鑑賞します!)

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2024年10月6日(日)
ルーテル市ヶ谷ホール
18:00開場 /18:30開演
全自由席 ¥3,000-

【出演】
“Trio di voci”
クラリネット:飯塚崇志
ソプラノ:安孫子みどり
ピアノ:水口綾子

【曲目】
中村力哉「ソプラノ、クラリネット、ピアノのための三重奏曲」(委嘱初演)
武満徹「SONGS」より
メンデルスゾーン「無言歌集」より
シューベルト「岩の上の羊飼い」

ルーテル市ヶ谷ホールwebsite
https://www.l-i-c.com/hall/schedule/event-2654/

 

【補記1】
友人のシンガーソングライター大江友海さんに、とても素晴らしい詞をつけていただきました。やわらかく深い余情に包んで音楽を鮮やかに拓いてくれた大江さんに、心より感謝しています。


【補記2】
この作曲と楽曲についての解説文を、当日ご来場の方にお配りするプログラムに書きました。言葉で語り得ることは極めて僅かですが、当コンサート終演後にそれもweb公開したいと思います。
(公開しました→ 組曲「空と蝶」について


【コンサート後記】(追記 2024.10.7)
膨らんだ期待が音になってホールに響き渡りました。この嬉しさを表す言葉を知りません。
ソプラノの安孫子みどりさん、クラリネットの飯塚崇志さん、そしてピアノの水口綾子さんによって大切に音の一つ一つに魂が吹き込まれ、作曲時に思い浮かべていた様々な情景の中にいるようでした。
ご来場の方々からも嬉しいお声をたくさん頂戴しました。
皆々さま、ありがとうございました。




by りき哉

2022年9月17日 (土)

「岡田満展 — カノン」 + 「あわいびとライブ」 at 三溪園

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この度は、横浜の三溪園 旧燈明寺本堂を会場として展覧される「岡田満 個展 — カノン」にて、岡田さんのご厚意により「あわいびと」のライブを開催していただく運びになりました。

(「あわいびと」って何? という方はこちらをどうぞ→ あわいびと website

岡田満さんは美術系出版社「用美社」の代表にして、画家としても活動されおり、私もとても親しくしていただいています。
岡田さんの詩的な絵画は音の深い響きやその余韻が聴こえてくるようで、私の自宅スタジオの壁には「Unknown Afterimage(まだ見ぬ残像)」と題名がつけられた岡田さんの作品が大切に掛けてあります。

「岡田満 個展 — カノン」は、2022年12月1日(木)から4日(日)まで。
その三日目、12月3日(土)に「あわいびとライブ」を行います。

三溪園は、京都や鎌倉などから移築された数々の歴史的建物とともに四季折々の花々が迎えてくれる、横浜は本牧に広がる広大な庭園とのこと。(私も今回初めて伺います)
その中にあって、室町時代の建築で重要文化財となっている旧燈明寺本堂内の講堂がこの度の会場です。
このような空間で「あわいびと」の演奏ができること、そして岡田満さんの絵画作品とコラボレートできることに胸が高鳴ります。

三溪園の散策、そして岡田満さんの絵画世界とともに「あわいびと」の音楽をどうぞお楽しみください。

 

●【岡田満 個展 — カノン】

2022年12月1日(木)〜4日(日)
9:00〜17:00(最終日は16:00終了)

 

●【あわいびとライブ】
伝承と創出のあわいに紡ぐ、ふるさとのうた

2022年12月3日(土)
17:00〜18:30
約50名限定入場
¥3,000(三溪園割引入園料600円込み)

↑ お申し込み満席となりました。
(立席でよろしければ若干名の余裕がありますので、中村までご連絡ください)



場所: 横浜「三溪園 旧燈明寺本堂」内講堂
(重要文化財・室町時代建築)
神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1

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コンサートお問い合わせは、rikisac@gmail.com(中村力哉)までどうぞ。

あわいびと website: awaibito.com

 

 

【後記】(2022.12.7 追記)

おかげさまで無事に終了しました。会場いっぱいの皆さまからあたたかな拍手など頂戴しまして、誠にありがとうございました。

写真はとりあえず、絵画の展覧が行われている中で楽器の準備をしている昼間の様子です。

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by りき哉

2021年10月24日 (日)

「鷲見坂(ワシン坂)〜2021年初秋。それは一通の手紙から始まった〜」/調草子 Kaori-ne

 

2021年秋。
モノとコトのあいだ。生命と非生命のあいだ。その深遠な謎に惹かれ、いのちと出会いの不思議さ・ありがたさを日々思います。

この度、ネオ・ハイブリッド民謡ユニット「調草子 Kaori-ne」の新しいミュージック・ビデオを制作・公開しました。
神奈川県が主催する文化・芸術振興イベント「バーチャル解放区2021」への参加作品としてレコーディング・動画制作したものです。
当イベントの今年のテーマは「コロナ時代を生きる!」とのこと。

そのエントリーに際しての私たちメンバーからの解説を、以下転載します。


【動画解説】

2011年より活動している音楽ユニット「調草子 Kaori-ne」(シラベノソウシ カオリネ)です。このコロナ禍下で私たちの生活を支えてくださっているすべてのエッセンシャルワーカーの皆さまに感謝の気持ちを込めて、神奈川県「バーチャル解放区2021」にエントリーいたします。

当ユニットのアルバム 『一の巻 Daikoku mai』の中から、オリジナル曲「鷲見坂(ワシン坂)」をこの度リテイクしました。
鷲見(ワシン)坂は横浜市の中区山手町にある坂で、歴史を思わせてくれる長い石垣と今も麓で湧き続ける清水はこの地のシンボルマークとなっています。小高い丘の上からは本牧の海をまたぐ横浜ベイブリッジも見渡すことができます。

この映像作品では、「バーチャル」とは対極にあるであろう「手書きの手紙」を物語として織り込んでみました。人とのリアルなふれあいが包んでくれていた大切なこと、そしてバーチャルな世界が拓く可能性。そのいずれをも、このコロナ禍によってあらためて深く感じずにいられません。
私たちなりのそんな思いを込め、リモート作業による個々の演奏録音と撮影を合わせて作りましたビデオ・クリップを、どうぞ皆さまに楽しんでいただけますように。

 

“調草子 Kaori-ne”
「鷲見坂(ワシン坂)〜2021年初秋。それは一通の手紙から始まった〜」

原案:木津かおり
脚本・監督:海沼正利
音楽:内田充・木津かおり

【出演】
唄い手:木津かおり
笛奏者:佐藤錦水
ギター奏者:内田充
ピアノ奏者:中村力哉
パーカッション奏者・のげやまのたぬき:海沼正利(ダブルキャスト)

【演奏】
調草子 Kaori-ne

録音・映像制作:2021年9月
Photo of band members by 林建次

 

・・・というわけで本記事の冒頭の動画を、どうぞ楽しんでいただけますように。

 

● 「調草子 Kaori-ne ってなに?」という方へ
 当ブログ内のこちらをご覧下さい。
 ↓
調草子 Kaori-ne 1stアルバム『一の巻 Daikoku mai』リリース

 

 ↓ こちらは上記アルバム『一の巻 Daikoku mai』のPVです。

 

by りき哉

2021年7月 3日 (土)

大塚康生さんを偲ぶ会/『わんぱく王子の大蛇退治』〜『ルパン三世 カリオストロの城』

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「大塚康生さんを偲ぶ会」(2021年6月28日 杉並公会堂大ホール)にて、大塚氏にゆかりの深い(氏が携わった・影響を受けた)作品から音楽をピックアップしてピアノトリオで演奏するという大役を承りまして、謹んで献奏いたしました。

『ルパン三世』TV第一シリーズは、昭和40年代を子供時代として過ごした私の中にも鮮明な印象を刻み残しています。『カリオストロの城』の大きさも計り知れません。

アニメーションが「絵や人形などの動かない(生命のない)ものに動き(生命)を与えること」であると知り、そのことの奥ゆきに私が想像を巡らせられるようになったのは最近十何年かのことで、それは甚だ迂闊でありましたが、今はこうして大塚康生氏から(知らずのうちに)頂いていた多くのもの、その大きさに思い至り感謝できることは幸いです。


「偲ぶ会」実行委員のアニドウ代表なみきたかしさんより献奏を承ってからの2ヶ月近くの間、大塚氏へのリスペクトを胸に、(作品鑑賞から選曲や編成の構想含め)楽曲アレンジに取り組みました。

会場で演奏した曲は、以下の(6作品の中から)8曲です。

1. 『わんぱく王子の大蛇退治』より
 「母のない子の子守唄」〜「スサノオ対オロチ」
 (作曲:伊福部昭)

2. 『やぶにらみの暴君(王と鳥)』より
 「五月の歌」
 (作曲:ジョゼフ・コスマ)

3. 『せむしの仔馬(イワンと仔馬)』より
 「イワンと仔馬のダンス」〜「イワンと仔馬の渉猟」
 (作曲者・曲名は不詳。上記は私・中村による仮題)

4. 『パンダコパンダ』より
 「ミミちゃんとパンダコパンダ」
 (作曲:佐藤允彦)

5. 『ルパン三世(TV第1シリーズ)』『カリオストロの城』より
 「ルパン三世 主題歌2」〜「炎のたからもの」
 (作曲:山下毅雄)〜(作曲:大野雄二)

(演奏メンバー pf:中村力哉 wb:西川輝正 ds:秋葉正樹)


この日のために作られた小冊子(大塚氏の写真集)の中に、若かりし大塚青年がアコーディオンを弾いているモノクロ写真がありました。
大塚さんはプライベートではどんな音楽をどんなふうに楽しんでいたのかしら。
大塚さん、お耳馴染みだった曲たちのピアノトリオ・アレンジは楽しんでくださいましたかしら。(どうか楽しんでいただけていますように)
静止した一枚の絵が動き出して命を得るように、一つ一つの音に命を宿してゆきたい。そう願いながら、この度のアレンジ・演奏に臨みました。大塚さん、心に生き続けるたくさんの「命」を、ありがとうございます。


コロナ禍下につき(直前の中止もあり得る中)大ホールの定員を半分に制限した上での「満席」で、和やかな「偲ぶ会」でした。

会場で温かな拍手をくださった皆さま、なみきさん始め実行委員・関係者の皆さま、大変ありがとうございました。



「大塚康生さんを偲ぶ会」詳細(アニドウ website)
https://www.anido.com/information/4903

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(会場の写真はアニドウなみきたかし氏より頂きました)

 

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by りき哉

2019年5月 1日 (水)

“あわいびとライブ2019春”を終えて

 2019年4月30日、東京・中目黒は「楽屋」にて行いました「あわいびと」ライブは、おかげさまでたくさんのお客様に見守られながら無事に終えることができました。(当ライブのご案内はこちら

「平成」結びの日(という特別な日)に会場いっぱいの皆さまにお越しいただけたことは、本当にうれしくてありがたいことでした。ご来場いただきました皆さま、そしてエールを寄せてくださった皆さま、どうもありがとうございました!

今回は、津軽の「木造り田植え唄」と、大分県の「鶴崎踊り(猿丸大夫)」を、新たにアレンジ・初演しました。
ゲスト参加いただいたギターの岩谷耕資郎さんとともに、精一杯に思いを込めて演目の一曲一曲をお届けできたように思います。(岩谷さん、どうもありがとうございました!)

そうそう、ちょっと変わり種の演目だった「おこんじょうるり」では、美鵬成る駒の軽妙な演技(?)に会場の皆さん乗せられて(お付き合いくださり)、取り分けなんとも朗らかな一体感があったような・・・。

会場を包んでくれた温かな手拍子や声援、それにMCでの和やかな笑い、それら様々な共振が心に深く残るライブとなりました。

いろいろなご縁に感謝いたします。

 

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↑写真は終演後のステージにて。

そして、前回(2018年3月)のライブにゲスト参加いただいたベースの三枝俊治さんも(今回はお客さんとして)駆けつけてくれて一緒に記念撮影。↓

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ちなみに岩谷さんと三枝さんは、共に「九十九里大漁木遣り唄」の録音(2012年)に参加ご協力いただきました。(楽器演奏のみならず)唄囃子もかけてくれています。↓

 

これからも少しずつ、自分たちなりの歩みを続けて参りたいと思います。
皆さま、あわいびとを引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

【ライブ・データ】

2019年4月30日(火)
於:中目黒 「楽屋」

出演
あわいびと:
唄・太鼓   美鵬成る駒
尺八・篠笛  佐藤錦水
ピアノ    中村力哉
ギター    岩谷耕資郎(サポート・ゲスト)

演奏曲
・木造り田植え唄(青森)
・会津磐梯山(福島)
・十三浜甚句(宮城)
・おてもやん(熊本)
・相馬二遍返し(福島)
・おこんじょうるり(人形アニメーション映画『おこんじょうるり』より)
・鶴崎踊り(猿丸大夫)(大分)
・木曽節(長野)
・男なら(山口)
・九十九里大漁木遣り唄(千葉)
・南部餅つき唄(青森)

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あわいびとwebsite : awaibito.com

 

2019年4月27日 (土)

あわいびとライブ 2019春

2019年も新緑の眩しい季節になりました。

東日本大震災からは丸8年が経ち、9度目となった(ここ東京では例年より長く咲いていた)桜の花も終わって、4月30日は「平成」最後の日として時代の節目を迎えます。

今年に入ってから、この震災に直接関連した書籍としては2冊、小松理虔 『新復興論』(ゲンロン叢書)と、瀬尾夏美『あわいゆくところ 陸前高田、震災後を生きる』(晶文社)を読みました。著者の体験と思想と行動から生まれ出てきたそれらのメッセージや記録に触れて、あらためて感じ入ること多くありました。(これらについてはいずれ改めて)

あらゆることが連続していて、無数の事物が様々に重なりあって、目の前の風景も意味も常にゆらぎ、その移ろいの中で私はジタバタするばかりですが、さて、その節目の4月30日に行います「あわいびとライブ」が、いよいよ目前となりました。

この度は、ギタリストの(あわいびとのレコーディングにも参加してくださいました)岩谷耕資郎さんをゲストにお迎えします。また、新たに大分県と青森県の民謡を初演します。

伝承と創出のあわいに紡ぐ、ふるさとのうた。

どうぞお運びください。

 

【あわいびとライブ】

2019年4月30日(火)

open 17:00
start 18:00
music charge 3,000円

唄・太鼓  美鵬成る駒
尺八・篠笛 佐藤錦水
ピアノ   中村力哉
ギター  岩谷耕資郎

場所:中目黒「楽屋 rakuya」
東京都目黒区上目黒2-15-6
tel 03-3714-2607

あわいびとwebsite : awaibito.com

 

 

あわいびと(と後に命名することになった当プロジェクト)のスタートが、この「相馬二遍返し」(2011年5月録音・公開)でした。

 

 

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2018年5月29日 (火)

高畑勲監督を偲んで/「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」

2018年5月25日(金)、オープロダクション・アニドウの主催により杉並公会堂大ホールで開催された「高畑勲さんを偲ぶ会」にて、追悼ミニコンサートとしてジャズカルテット+1で献奏いたしました。

 

そのことについてここに記しておきたいのですが、取り急ぎ暫定的に4月からの一連の公開日記を貼っておきます。
いずれ時間ができた時に改められれば・・・と。

 

 

 

 

【動画について付記】

 

『母をたずねて三千里』(高畑勲監督/1976年放映)の劇中音楽より「港町の少年マルコ」です。
サントラ盤には同曲が計3トラック収録されており、曲名は上記のほか「屋根の上の小さな海」「とうとうかあさんに」と付けられています。
作曲は(『母をたずねて三千里』の音楽すべて)坂田晃一氏。

 

2018年4月5日に逝去された高畑監督を偲んで、この作品の主人公マルコの旅を思いながら弾きました。
2018年4月7日、東京・ホコラスタジオにて。
(ピアノの調律はだいぶ悪いですが、期間限定として暫く公開しておきます)

 

動画でピアノ手前に開いて置いた本は、2016年12月にイタリア文化会館にて開催された“マルコの世界 小田部羊一と「母をたずねて三千里」展”の図録です。

 

同展にて、高畑監督は『母をたずねて三千里』を観たのは放映当時以来(40年ぶり)との由。
そのコンサート終演後、「劇中音楽からは9曲演奏しましたが、全曲とも覚えていらっしゃいましたか?」とお尋ねしたところ、「確かに覚えていない曲もあったけれど、いや、しかしほとんどは覚えてましたよ、うん」とのことでした。

 

参考までに、同展に関する私のブログ記事はこちらです↓

 

● 同展の告知:ピアノトリオで奏でる、マルコの世界/「母をたずねて三千里」

 

● 同展の後記: ピアノトリオで奏でたマルコの世界(コンサート後記)

 

 

 

 

 

 

 

 

【付記】

 

そして当日。千人以上の会場は満席でした。

 

 

 

 

 

 

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(会場で配布されたリーフレットより、コンサート演目部分)

 

 

【追記】

 

主催のなみきたかし氏のツイートも。

 

 

 

 

 

by りき哉

 

 

 

 

2018年3月31日 (土)

“あわいびとライブ2018春”を終えて

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東日本大震災から8度目の桜が咲き溢れる中、東京は中目黒「楽屋」にて、あわいびとライブはおかげさまで無事終了しました。
ご来場くださいました皆さま、応援してくださった皆さま、どうもありがとうございました。心より感謝申し上げます。

ウェブ上に公開している音源を通じて、これまでいろいろな繋がりが生まれました。
なかでも、それぞれのうたが唄い継がれたその地にお住まいであったり、そこのご出身であったり、その地に何らかの縁(ゆかり)を持った方から頂戴するメールやメッセージは特別な意味を伴って、そのひとつひとつは私自身にとって宝ものとなっています。

テキストメールだけで「一生の宝もの」なのですが、この度のライブでは、そうして以前にメールくださった方が何名もお越しくださいました。
いずれの方も相馬地方のご出身で、遠くは札幌からも。
お一人お一人とこうしてお会いできたことに感激するばかりで、(そのエピソードそれぞれを胸にしまって)ここにお礼を申し上げます。

そしてずっと応援してくれている友人から頂いているものも計り知れません。
本当にどうもありがとうございます。

今回は熊本県の「おてもやん」も(賑々しくサンバのリズムに乗せて)お届けすることができました。
頂いたアンコールでは、とびきりクールなサウンドに仕上がった「お江戸日本橋」をお土産に、と。

コントラバス奏者・三枝俊治さんをサポート・ゲストにお迎えしての4人での音の会話は楽しく弾んで(三枝さん、ありがとうございました!)、会場の皆さまと春の一夜を共有できたこと、とても嬉しかったです。

あわいびととして、今後も自分たちにできる活動を永く続けてゆきたいと思っています。
これからも皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。


【ライブ・データ】
2018年3月27日(火)
於:中目黒 「楽屋」

出演
唄・太鼓   美鵬成る駒
尺八・篠笛  佐藤錦水
ピアノ    中村力哉
コントラバス 三枝俊治(サポート・ゲスト)

演奏曲
・十勝馬唄(北海道)
・会津磐梯山(福島)
・釜石浜唄(岩手)
・男なら(山口)
・おてもやん(熊本)
・木曽節(長野)
・お立酒(宮城)
・十三浜甚句(宮城)
・相馬二遍返し(福島)
・南部餅つき唄(青森)
・お江戸日本橋(東京)

  あわいびとウェブサイト: awaibito.com



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(photo1,2 by なみきたかし氏)


by りき哉

2018年1月30日 (火)

あわいびとライブ 2018春

2018年初春。
寒い日が続いていますが(先日の都心の気温は48年ぶりの低さだったとか)、ちょうど桜の咲き始める頃になるでしょうか、来る3月27日(火)、東京は中目黒の楽屋(rakuya)にて「あわいびとライブ」を行います!

この度は、ベーシストの(レコーディングにも参加してくださいました)三枝俊治さんをゲストにお迎えします。

  「あわいびと」って何?・・・という方は、こちらをどうぞ↓
  あわいびとウェブサイト: awaibito.com

以下、ライブ詳細です。
民謡の好きな方も、民謡に興味のない方も、ジャズが好きな方も、その他どなた様も、どうぞお運びください。

2018年3月27日(火)
open 18:00
start 19:30
music charge 3,000円

中目黒 楽屋 rakuya
東京都目黒区上目黒2-15-6
tel 03-3714-2607

唄・太鼓   美鵬成る駒
尺八・篠笛  佐藤錦水
ピアノ    中村力哉
コントラバス 三枝俊治(サポート・ゲスト)

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by りき哉

2017年12月 9日 (土)

あわいびと、かつしかFM生出演しました

2017年も師走。
この度は、かつしかFMの生放送番組「正田麻盛プレゼンツ~麻生みどりのいろはに民謡」にお招き頂き、あわいびと3人そろって出演させていただきました。

パーソナリティの麻生みどりさん、そしてアシスタントの小山みつなさんに導かれて、また放送中にリスナーの方々からもメッセージやリクエストも頂戴しまして、おかげさまでとても楽しく和やかなスタジオでのひと時となりました。どうもありがとうございました!

その生放送の様子が、YouTubeにアップされています。

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↑あわいびとの登場は16分40秒から。
(ウェブ上では未公開の「会津磐梯山」もお楽しみください♪)



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生放送を終えて。



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↑スタジオをおいとまして、今後の更なる発信を志しつつ乾杯の図。(顔が赤いのは赤提灯のせいです)


以上、あわいびとブログ(元記事)より転載しました。


あわいびとwebsite awaibito.com


by りき哉

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