「鷲見坂(ワシン坂)〜2021年初秋。それは一通の手紙から始まった〜」/調草子 Kaori-ne
2021年秋。
モノとコトのあいだ。生命と非生命のあいだ。その深遠な謎に惹かれ、いのちと出会いの不思議さ・ありがたさを日々思います。
この度、ネオ・ハイブリッド民謡ユニット「調草子 Kaori-ne」の新しいミュージック・ビデオを制作・公開しました。
神奈川県が主催する文化・芸術振興イベント「バーチャル解放区2021」への参加作品としてレコーディング・動画制作したものです。
当イベントの今年のテーマは「コロナ時代を生きる!」とのこと。
そのエントリーに際しての私たちメンバーからの解説を、以下転載します。
【動画解説】
2011年より活動している音楽ユニット「調草子 Kaori-ne」(シラベノソウシ カオリネ)です。このコロナ禍下で私たちの生活を支えてくださっているすべてのエッセンシャルワーカーの皆さまに感謝の気持ちを込めて、神奈川県「バーチャル解放区2021」にエントリーいたします。
当ユニットのアルバム 『一の巻 Daikoku mai』の中から、オリジナル曲「鷲見坂(ワシン坂)」をこの度リテイクしました。
鷲見(ワシン)坂は横浜市の中区山手町にある坂で、歴史を思わせてくれる長い石垣と今も麓で湧き続ける清水はこの地のシンボルマークとなっています。小高い丘の上からは本牧の海をまたぐ横浜ベイブリッジも見渡すことができます。
この映像作品では、「バーチャル」とは対極にあるであろう「手書きの手紙」を物語として織り込んでみました。人とのリアルなふれあいが包んでくれていた大切なこと、そしてバーチャルな世界が拓く可能性。そのいずれをも、このコロナ禍によってあらためて深く感じずにいられません。
私たちなりのそんな思いを込め、リモート作業による個々の演奏録音と撮影を合わせて作りましたビデオ・クリップを、どうぞ皆さまに楽しんでいただけますように。
“調草子 Kaori-ne”
「鷲見坂(ワシン坂)〜2021年初秋。それは一通の手紙から始まった〜」
原案:木津かおり
脚本・監督:海沼正利
音楽:内田充・木津かおり
【出演】
唄い手:木津かおり
笛奏者:佐藤錦水
ギター奏者:内田充
ピアノ奏者:中村力哉
パーカッション奏者・のげやまのたぬき:海沼正利(ダブルキャスト)
【演奏】
調草子 Kaori-ne
録音・映像制作:2021年9月
Photo of band members by 林建次
・・・というわけで本記事の冒頭の動画を、どうぞ楽しんでいただけますように。
● 「調草子 Kaori-ne ってなに?」という方へ
当ブログ内のこちらをご覧下さい。
↓
調草子 Kaori-ne 1stアルバム『一の巻 Daikoku mai』リリース
↓ こちらは上記アルバム『一の巻 Daikoku mai』のPVです。
by りき哉
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