【後編】 人形アニメーション作りと小説執筆と、そして本作りと/お父さん日記・2018春
昨年のログ「人形アニメーション作りと小説執筆と、そして本作りと/お父さん日記・2017特別編 2」を読んだ方から「その後どうなったの?」とお尋ね頂くことが幾度かあり、誠にかたじけない限りです。
以下、後編です。(前編を未読の方は、ぜひそちらを先にどうぞ)
・・・その後、束見本は無事に完成。そして(都合良く)それを夏休みの自由研究とする。糸かがり以外のノートも何冊か作って、レポートも(夏休み終わり間際というより新学期スタートの朝ようやく)仕上げて提出したそれは、ありがたくも学校長賞を賜った。良かったじゃん。
そして夏も終わる頃、いよいよ自作小説の製本へ。白紙ノートの製本と違ってまず中身を印刷しなくてはならない。台割を考え、パソコンに向かって手作業で1ページずつ面付けする日々が続く。
面付けがようやくできたら、全400ページの印刷。まずノンブルを印刷してから↓
そこに本文を印刷する。↓
1折り16ページ分が印刷できるごとに、ページ順に正しく並んでいるか確認する(と、間違っていてやり直すことも多々)。
しかしなんとかここまで来た。
よし、ここからは束見本で練習した(そして校長賞を頂戴した)腕の見せどころ(だよな?)。
少し手慣れてきた糸かがり。
ついに完成した初版本は、しかしその仕上がりが不本意で本人に喜びは全くない。
糸かがりは糸にゆるみを残し、書籍用の紙の厚さゆえに裁断もうまくゆかず、紙で作った背表紙はすぐに破れて取れてしまった。そして(暫く放置された後)これは校正・校閲用プリントということに。
「校正・校閲用プリント」としては豪華極まりない糸かがり上製本への赤入れ、それを参照しながらパソコンで本文直し、それに伴って台割・面付けもやり直し。再び印刷工程に辿り着いたのは年末だった。
初版本の反省を踏まえて、製本・装丁の工程一つ一つを慎重に進める。
背表紙も(紙でなく)布張りにする。
大晦日も作業に没入し、そして今年の元日、第二版が完成した。今度は仕上がりも上々じゃない?
28万字の執筆から、印刷・製本・装丁まで。自身の「文学作品」にして且つ「工芸作品」。
この経験は宝ものだな。
大作完成おめでとう。
・・・
・・・え?
・・・今度はこれの文庫本を作るの? ほ、本当に??
(了)
【お父さん日記シリーズ】
子どもの言葉の軌跡(お父さん日記・2008-2009)
お父さん日記・2011夏
お父さん日記・2011秋〜2012初春
お父さん日記・2012春〜師走
お父さん日記・2013
お父さん日記・2014
お父さん日記・2015春
ゲルマニウムラジオ作り/お父さん日記・2015夏休み特別編として
お父さん日記・2015夏〜師走
自分の机を作る の巻/お父さん日記・2017特別編 1
人形アニメーション作りと小説執筆と、そして本作りと/お父さん日記・2017特別編 2
by りき哉
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