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2016年11月13日 (日)

レコ発コンサート Rikiya Nakamura Life is Now Trio Play the Music of Animation vol.4

Framebyframe_disk

前ログでインフォメーションしましたCDアルバムが、いよいよ11月21日、アニドウ・レーベルよりリリースされます。

(参照:前ログ ピアノトリオのアルバム・レコーディング風景

さてさて。
そのアルバム・リリース記念コンサートのご案内です。

世界のアニメーション映画史をたどる、学究的かつ楽しくスウィンギーな一夜。

・・と謳っていますが、もちろん、アニメーションの歴史について知識が一切なくてもご心配ありませんよう。
(私も2008年の初演時はアニメーションのアの字も知らないまま、純粋に音楽的な楽しみのためにこの一連の選曲・アレンジをしました)
どなた様も歓迎の、ピアノトリオ・ジャズコンサートです。

これまで当コンサート・シリーズで選曲した映画作品は、(国別に分けることに意図はありませんが、参考として作品が生まれた国を併記すると)
ロシア(旧ソ連)の「チェブラーシカ」、
チェコの「バヤヤ」、
フランスは「やぶにらみの暴君/王と鳥」と「雪深い山国」、
アメリカは「バッタ君町へ行く」「ベティの白雪姫」や「三匹の子ぶた」「白雪姫」、
日本の「すて猫トラちゃん」
など。
そして今回はロシアのユーリー・ノルシュテイン監督作品「霧につつまれたハリネズミ」と「話の話」からも音楽を掬い取り、初演します。

ちなみにanimation(アニメーション)は、ラテン語で霊魂を意味するanima(アニマ)に由来し、絵や人形など動かない(生命のない)ものに動き(すなわち生命)を与えること、その映像を総称した言葉です。(かくも「アニメーション」が「いのち」と密接していたとは、最近まで知りませんでした)

そして本アルバムのタイトル「Frame by Frame」は“一コマごとに”という意味で、コマ単位で撮影する技法を指します。それは、無生物に命を吹き込むおこないの象徴的なプロセスでありましょう。

音楽もまた、音に宿った命の振動であるような気がします。


来る11月21日(月)、どうぞぜひ杉並公会堂小ホールへお運びくださいませ。

以下、コンサート情報です。


2016年11月21日(月)
「ANIDO Music on Animation Vol.11」
中村力哉 Life is Now Trio
Play the Music of Animation vol.4
CDアルバム・リリース記念コンサート

19:00開場
19:15開演
前売(予約)2,500円/当日3,000円(全席自由)

piano 中村力哉
bass 西川輝正
drums 秋葉正樹

場所: 杉並公会堂 小ホール
東京都杉並区上荻1-23-15

TEL 03-3220-0401
主催:アニドウ
企画・構成 なみきたかし
協力:日本アニメーション文化財団、オープロダクション

お問合せ・前売申込はアニドウ(メール anido@anido.com)もしくは私・中村まで。

web予約フォームはこちら


【後記】
無事に終演しました。
たくさんのご来場を頂きまして、本当にどうもありがとうございました!!!
(この続きは別項にて)

【お知らせ】
当トリオは来る12月18日(日)、イタリア文化会館アニェッリホールにてコンサートを行います。
同会館で12月2日から22日まで開催される“マルコの世界 小田部羊一と「母をたずねて三千里」展”の関連企画として行われるコンサート(入場無料、要申込み)です。

お申し込み方法は上記リンク参照ください。

詳細は別稿でも改めてご案内したいと思います。



by りき哉

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