ど根性で弾くでやんす
『ど根性ガエル』のTV放映開始は1972年。私は子供心に「男とはかくあるべき」という美学をこの作品から学んだように思います。
訳あって最近そのエンディング・テーマ曲を聴き込みました。
「男の意地を見せるでやんす」と始まり、その次がいきなり「カラスが鳴いて 夕焼け小焼け」と来る。男の心意気と哀愁が交錯する、驚きの急展開。その妙味を三十数年ぶりに改めてしみじみと感じて、「この曲は私にとって、音楽ではなくて歌なのだ」と強く再認識することになりました。
「訳あって」というのは、もちろんこの歌をアレンジする必要が生じたからなのですが、いよいよ明日(3/9)はその本番。「ひび則彦 Presents」と冠した、「HIBI★Chazz-k」と「samANDo」のコラボレーション・ライブです。
メンバー個々が自分の思い入れのあるアニメソングをアレンジして演奏する、というプログラムが今回の目玉の一つ。
私自身、まさかこの歌を本気でアレンジする日が来ようとは夢にも思っていませんでした。
しかし何と言っても自分にとっての「男の美学」の原点。
切なさとど根性に溢れたアレンジになったと思います。乞うご期待!
ちなみに、リーダーのひびさんが取り上げたのは『トムソーヤの冒険』のエンディング・テーマ「僕のミシシッピー」。これも、とてもステキな仕上がりです。乞うご期待!
もちろん、アニメソングばかり演奏するわけではありません。いつものように多彩で濃厚なパフォーマンスが繰り広げられます。
音楽以外の目玉トピックも予定されているのですが、今日はこの辺で。
お時間ある方、ぜひ!
2012年3月9日(金)
ひび則彦 Presents【samANDo】×【HIBI★Chazz-K】 LIVE
Open 18:30
Start 19:30
予約¥3000
当日¥3500
(1drink、オーダー別)
【samANDo~samA&EaudeMONDo~】(ex.samaNOЯI)
samA (Vo)
ひび則彦 (Sound Produce&S.Sax)
中村力哉 (Piano)
岩川峰人 (Bass)
島野和樹 (Drums)
【HIBI★Chazz-K】
ひび則彦 (S.Sax)
濱田亜矢子 (A.Sax)
筒井洋一 (T.Sax)
小仲井紀彦 (B.Sax)
島野和樹 (Drums)
「samANDo」と「HIBI★Chazz-k」のコラボレーション・ライブです。
場所:Studio WUU
千葉県柏市柏1-5-20 プールドゥビル5F
TEL 04-7164-9651
studio@wuu.co.jp
WUUにて前売予約が出来ます。
追記3/10 ライブ後記アップしました。
【samANDo】×【HIBI★Chazz-K】ライブ後記
by りき哉
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コメント
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エンディングテーマは、ごく親しい仲間との宴席での
私達の愛唱歌でやんす(笑)
このアニメは子供心に不思議なインパクトがありましたね。
今考えてちょっと遠い世界に感じるのが少しさびしいですが…
投稿: ふくいのりすけ | 2012年4月13日 (金) 11時30分
のりすけさんにとっても愛唱歌でやんしたか。仲間でやんすね(笑)
たしかに振り返ると、あれから随分と遠い世界に来たのだな、という感慨に包まれますね。
それはたぶん年月を経たこと以上に、今はもう昭和40年代の頃とは社会のいろいろな価値観が変わってしまった、ということによるのかなぁ、と改めて思ったりしました。
投稿: りき哉 | 2012年4月13日 (金) 14時50分