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2012年2月 4日 (土)

忘我

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自由に一つの模様を描いて、それが美しいかどうか、眺めて眺めて眺め尽くす。見る角度や高さや当てる光を変えてみたりして、あらゆるモノサシを当てて、本当にそれがベストかどうか、とことん考える。直感で瞬時に確信が持てることもあるけど、大抵は悩み抜いた先に答えが見つかる。その積み重ね。

奥深い細部に入り込んでいって、緻密にそれを編み、少し離れてその周辺を眺め、さらに離れて全体を眺め、そして再び細部に入る、ということの繰り返しが昼夜と続くと、三日目くらいから覚醒と昏迷が複雑にミックスされたような、夢と現の間を漂っているかのような感覚に包まれる。ひょっとして、これを「トリップしている」と言うのではないだろうか。

スコアを書き上げて地下スタジオから出る。もはや、何もかも懐かしい。

このフワフワした意識の中では、冷蔵庫のコンプレッサーの音も、外を走る原チャリの音も、すべて音楽に聴こえる。とても静かだ。

(2012年1月下旬の呟きより)


トップの写真:クラゲ
PENTAX LX+planar 50/1.4+400TMAX(self development)



by りき哉

2012年2月 2日 (木)

5管でBig Bandのように、そしてもう一曲

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本日2曲、編曲とレコーディングを無事終えました。

花岡優平さんのアルバム曲で、一つはTp,Tb,As,Ts,Bsの5管と4リズムによるビッグバンド風アレンジ、もう一つはバイオリンとピアノを中心としたクラシックな感じ。

プレイヤーも素晴らしく、とても良い仕上がりです。
キングレコードより5/23発売予定。


こうして生楽器の編曲をやらせてもらう度に、学ぶことが沢山あるのはとても嬉しい。
スコアに書く音符の一つ一つに、自分の美意識と人生観と知識(の浅はかさ)が現れる。
尤も、それは演奏の仕事でも同様だし、たぶん、私の知らない全ての仕事でも同様なのだろうけど。

ありがたいことです。




トップの写真はキングレコード関口台スタジオにて、・・と、いきたかったのですが、うっかり写真は一枚も撮らないまま。
「演奏家モード」と「編曲家モード」は全く視野が違って、録音の時はその両方を限られた時間(一曲1時間ほど)で演じ分けないといけない点が、毎度たいへんなところです。
そんなわけで、今回書いたスコアを、記念に撮ってみました。

アルバム発売が楽しみです。

by りき哉


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