秋ツアー始動と、ライブ・アルバム発売
横浜から仙台へ向かう海の上、客船「飛鳥Ⅱ」でのライブも無事終わり、秋元順子さんのコンサート・ツアーは9月に入ってから好調に再開しています。
船旅は二泊三日だけで天気も生憎でしたが、近海なので大きな揺れもなく(波は2メートルくらい)、快適で楽しいクルーズでした。
個人的には、今回はしばらくぶりのクルーズで(最後に乗ったのは5年前のオセアニア・クルーズだったか)、船友ならぬ戦友のような仲間意識すら感じる船仲間との思いがけないうれしい再会があったりしたことも、印象に残ることでした。
(船の仕事は長い日数・・短くても10日間以上は乗っていることが多いので、いろいろなジャンルの人と仲間になれることが独特で良いことの一つです。陸の仕事とはまったく違う時空間です。)
陸での(通常の)コンサートは埼玉、茨城、東京(ティアラこうとう)を大盛況のうちに終えたところで、この先は熊本、神奈川、和歌山・・と続きます。
そして、先日(9/22)は、秋元順子さんの初のライブ・アルバムが発売になりました。
JUNKO AKIMOTO 5th ALBUM
「秋元順子LIVE BEST~変わらぬ愛~」
KICX‐782(キングレコード)¥2,800
これは、今年のツアーの中から、スカパーで放映された「市川市文化会館」でのコンサート録音を主に、ボーナストラックには昨年のコンサートから「五木の子守唄~りんご追分」も収録しています。
私は全曲に参加しています。
(個人的には「五木の子守唄」のハーモニーアレンジと、順子さんとのそのデュオをひとまずCDで残せたことがメイン・トピックでしょうか。)
まだまだ始まったばかりの秋ツアー。
体調に気をつけて、各地の美味しいものを頂きながらがんばりたいと思います。
(がんばるのは、食べることを・・ではなくて、音楽を・・です。為念。)
by りき哉
(写真はまたこんど・・)
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コメント
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お疲れ様でした。
船酔いの心配は全くなかった御様子ですね。
揺れる船内での演奏は大変だったようですが、
ピアノはどうなんでしょう?
ニューアルバム「LiveBest」はボーナストラックに
「五木の子守唄~リンゴ追分」が収録されてご機嫌です。
これで中村さんと順子さんとの~ルバートの間合い~を
楽しみながらいつでも聴くことが可能になりました。
私にとって正にボーナスです。(笑)
残りの秋コン♪ツア・・お時間あれば写真もよろしく!
投稿: ミハルカス | 2010年9月25日 (土) 00時26分
ミハルカスさん
そうですね、今まで船の仕事では、大揺れ(12メートルくらいの波、しかもそれが三日三晩続くとか・・)を何度か経験していまして(経験したくなかったですけど)、そんな時でも精神力だけで乗り越える術を身につけた(ように思う)ので、今回くらい穏やか(2〜3メートルくらい)だと何ともないですね。お風呂(大浴場)の湯船では身体が波に漂うようで、かえって気持ち良いです(笑)
楽器別では、たぶんドラムが一番揺れの影響大かと。。支点がおしりだけになってしまうので。
ピアノはその点、多少は踏ん張れますね。でもやっぱりミスタッチの確率は高くなります(涙)
「五木の子守唄」を楽しんで頂けて嬉しいです。
ライブアルバムは生(なま)の「勢い」とか「息づかい」みたいなものが詰まっていて、スタジオ録音とは違った良さがありますね。
写真もいずれアップしますね。
投稿: りき哉 | 2010年9月25日 (土) 09時44分
お久しぶりです。
楽しそうな、船旅の様子が、手に取るように 解りますね。
お客様は、きっと喜ばれたことでしょうね。
そんなに 揺れないとは いえ 揺れて いるのですよねぇ。
昔、友人が 歌っていて、酷く揺れる中で 歌ったときの お話ですが・・・・
「ああ”〜っ!揺れが来る〜」と、身構えて、いつもの ように 歌ったつもりが、出すはずの 声を、飲み込んでしまい、声がでず、難儀をした。と。
ところで、力哉さんは、 ミスタッチは あると・・・・でも、大きな揺れで、鍵盤に 大事な時に、指が (手が でしょうか?)戻らなかった事などは ありませんでしたか?
つまらない 質問ですみません。
これからも まだ 続く 秋の 秋元さんのツアー等、おからだに気をつけて、頑張ってください。
アルバム・・・五木の子守唄〜りんご追分、そして、その花は〜変わらぬ愛〜が 大好きです。
いつも 素晴らしい 音楽を ありがとうございます。
投稿: 志乃 | 2010年9月26日 (日) 19時29分
志乃さん
船でのお客さまにも大好評だったと思います。
大揺れの中で歌ったご友人の難儀はよく分かります(同情の涙)
大揺れのときは・・、そうですね・・、船の加速度(揺れる方向と勢い)を身体で予測しながら、うまく体重移動しつつ、私もミスしないように必死です(が、演奏はやはりヨレヨレになっていると思います)。
でも、船の揺れに同期してバンドメンバー皆が同じようにヨレる(たとえば、皆でテンポが早くなったり遅くなったりする)ため、バンド全体としてはまとまった演奏になっているようです(たぶんですけど)。
ちなみにピアノは厳重にロープで固定されます。
「その花は〜変わらぬ愛〜」は、私も順子さんのスケールの大きな歌唱にいつも感動させられます。瀬戸内寂聴さんのことばの世界と秋元順子さんの声のコラボレーション・・、たくさんの方に聴いてほしい曲ですね。
投稿: りき哉 | 2010年9月26日 (日) 22時14分