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2010年8月25日 (水)

庭園セッションの近況

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庭園インプロビゼーション vol.02として。


5月にスタートした庭園セッションは、「次回以降、自分の中で即興演奏はどう発展していくのか(していかないのか)楽しみ(ハラハラ)である」と記したきりだったが、その後どうなったのかというと、順調に回数を重ねている。

一昨日(8/23)のセッションで8回目を数えた。

第2回目は雨天のためスタジオにて、初回の録音を聴きながらメタ認知をし、その演奏について言及するのを録音しつつ、さらにテキストとしてレポートする、という形で行われた。
このテキスト・レポートも、なかなかハイテンションな仕事であった。

第3回目以降はずっと初回と同じ、東京・小石川後楽園内にて。
同庭園では今まで7箇所のポイントで、前回やそれ以前の録音を聴いてメタ認知したことを語り、新たな即興演奏をして、さらにそれについて言及する、ということをしている。

だいたい2週間ぶりに自分の即興演奏を聴き直すと、弾いた時に自分が考えたことや実際のアプローチなどについて、覚えていることもあれば、忘れていたけど聴いて思い出すこともあるし、それにまったく「何でこんなことを弾いたのか」思い出せないこともある。

まあ、それは当たり前なのだが、音だけでなく、五感を使って目の前の空間と音楽を結びつけるという試みは、やはり毎回とても刺激的でもあり、「何となく」という曖昧な態度が許されないという意味でチャレンジングでもある。

録音を聴くと、(天気も今とは違う)その時の景色が思い返されるのは面白い。

新たな即興演奏をするときは、それまでのアプローチを意識的に踏襲することもあれば、バージョンアップしてみようとしたり、まったくそこから外れてみようと努力してみたり・・、その場所やその時によっていろいろだ。

自分の「審美基準」とか「自由な精神」とか「論理性」とか、それらのバランス感覚を試されているような気分にならなくも・・ない。

何はともあれ、藤井さんも私も、このセッションをとても楽しんでいる。
そろそろ、今までのセッションを総括するためのセッションをすることになるだろう。

備忘を兼ねて、実験の近況報告まで。

写真は、6月9日、雨上がりの小石川後楽園で撮った3枚組。
インプロビゼーションは、空間の幾何学的なことだけでなく、雨に濡れた緑の質感や匂い、それに得体の知れない「気配」みたいなものにも感化される。

by りき哉
(このログは、「庭園インプロビゼーション vol.00」、「言語より先に音楽は生まれるか」の続報です。)

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