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2010年7月28日 (水)

ようこそ!PENTAX LX

ログ「ありがとう RICOH XR-8 SUPER」の続編です。

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しかし、いざ XR-8 SUPER が手元になくなってみると、(2年近くも使っていなかったくせに)やはり銀塩カメラもないと困るような気になってきた。。

フィルムで一枚一枚をじっくりゆっくり撮ったり、デジタル・データではない実体のある写真というものの意義を改めて考えたり、そういう時間を持つのも悪くないような気がした。

「電子ピアノと電気ピアノの違い」を考えても気付くように、利便性と引き換えに失う大切なことがあり、不便さの中にこそ潜む本質があるものだ。

デジカメ一本に絞ってしまって良いのか。

「うん、やっぱり銀塩カメラも必要だ。」

そう思い立ったとき、欲しいカメラが既に念頭に浮かんでいた。

ペンタックスの、LXだ。
もちろん、もうとっくに(2001年に)製造終了しているので、中古を探すのである。

このカメラは、1980年の発売以来、35mmフィルムの一眼レフとしては21年間に渡りペンタックスのフラッグシップだったカメラである。
リコーXR-8 SUPERを購入した当時の私には手の届かない(手を伸ばそうと思うことすら許されない)、雲の上の存在だった。

しかし完全にデジカメが主流になったこのご時世、中古の銀塩カメラはとても低価格になっており、今なら私もLXを手にできるチャンスがあるだろう。

・・・そして、中古カメラ屋さんを巡り・・・、陳列台でちょうど私に買われるのを待っていたかのように佇んでいる一台のLX(後期型)と出会ったのだった。

出会いはタイミングだ。
必然のタイミングを見逃してはいけない。

ふと耳を澄ましてみると、
「りき哉さん、私をあなたのお供にしてください。きっとあなたのフォト・ライフにお役に立ちますよ」
と、そのLXが語りかけてくるのが聞こえたので、私は彼を連れて帰ることにした。

外観は新品かと思うほどの(おそらく箱にしまわれて殆ど使われていなかったと思われる)きれいさだったが、新宿のペンタックス・フォーラムで動作チェックしてもらうと、シャッターの高速が出ていないのと露出計が一段ほどずれているとの診断で、オーバーホールを薦められた。

その見積もりを持って購入店へ行き、その分を値引いて(返金して)もらってからオーバーホールに出し、それが無事に戻ってきた。

販売終了から10年近く経っている今、メーカーのサポートが受けられる(メーカーに部品の在庫がある)うちにオーバーホールに出すことができたことは、むしろ好都合なことであっただろう。

・・というわけでめでたく、見た目も中身も新品同様のLXくんとともに、久しぶりにフィルム撮影を再開することに相成ったのである。

LXを手に持ったときの感触は、その重みも質感も本当に心地よい。
これを作った(メーカーの技術・開発の)人たちの職人魂が伝わってくるようで、手にすると身が引き締まる思いがする。
すぐれた道具とはこういうものだ。
そして、なんだか自分でも素晴らしい「作品」が撮れるような気がしてくる(もちろんそれが勘違いであることは承知している)。

手始めはモノクロからいってみよう。
そしてモノクロで撮るなら、この際、レンタル暗室でプリントも自分でやってみたい。(今までプリントはやったことがない。)

次回は「暗室初体験!の巻」・・か?


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写真は、お供にやってきたLXくん。
レンズはとりあえず、今まで愛用していたペンタックス50mm/F1.4をメインに、トキナー28〜80mm/F2.8をデジカメ(K200D)と共有していく。

追記
その後、暗室初体験しました。
その体験記のプロローグがこちら。
写真は情報か物質か

by りき哉

2010年7月26日 (月)

ローズ・ピアノ出動!(エレピとデジピは違うよ)

Imgp9670


先日のライブでは自分のローズ(RHODES)ピアノを持ち込んだ。
これを持ち出すには少々の決心が必要である。

自宅でローズをバラして支度をしていたら、4歳の息子が「うちのもの、ぜんぶ持っていくの?」と心配そうに訊ねてきた。
それほど(お父さんがデジタル・ピアノを持ち出すのを見慣れている息子が「今日は仕事じゃなくて引っ越しか」と思うほど)ローズを運ぶのは大掛かりなことなのだ・・という、よいエピソードになるだろう。(デジタル・ピアノを運ぶのはずっとラクチンである)

それでも、ほぼ年に一度、こうしてローズを思い切り弾きまくれるライブがあるのは嬉しいことだ。


ライブが終わって片付けていると、客席の若い人たちから質問を受けた。
音楽学校の(バンドメンバーの誰かの)生徒たちのようだ。

「それは電子ピアノとは違うんですか?」

「うん、これは電子ピアノじゃなくて電気ピアノ。デジピじゃなくてエレピだよ」

「電気ピアノ?・・デジピとエレピって違うんですか?」

今20代の若者たちがローズ・ピアノを見たことがないのは仕方ないが、音楽を勉強しているのに電子ピアノと電気ピアノ(つまりデジタル・ピアノとエレクトリック・ピアノ)の区別がついていないのは、ちょっとまずい。

「デジピとエレピの違い」は、例えば「エレキギターとアコースティックギターの違い」とは比較にならないほど大きい。

エレキギターもアコースティックギターもどちらもギターという楽器であり、同様にエレキピアノもアコースティックピアノもピアノという楽器であるが、デジタルピアノは楽器とは言えない。
デジタルピアノは、「楽器を模したもの」である。

彼らにローズ・ピアノの内部を見せてあげながら、簡単に説明した。

「デジピは半導体チップに記録したデータを再生しているだけで、鍵盤はそれを再生するためのスイッチに過ぎないでしょ。最近は物理モデリングによるものもあるけど、それもつまりシミュレーションだよね。
でも、エレピは鍵盤を弾くと、ほら、実際にハンマーがこの金属の棒を叩いて、その振動が音になっているんだよ。金属棒の振動をこのピックアップで拾って、それがアンプで増幅されるわけ。だから電気がなくても小さいけどちゃんと音が鳴るよ。エレキギターと同じ仕組みだね」

「うん、うん。そうか!」

まだちゃんと飲み込めないらしい女の子から再び質問を受ける。

「これは、その『ローズの音』しか出ないんですか?いろんな音は出せないんですか?」

「そうだよ。だって、この金属棒の振動が音のモトなんだから、その元の音と違う音は出ないよ。音をエフェクターで加工したりはするけどね。フェイザーかけたりトレモロかけたり・・とか、エレキギターみたいに。どんな楽器でも『その楽器の音』しか出ないよね? デジタルピアノは、アコースティックピアノやこういうエレクトリック(エレキ)ピアノの音を、電子回路で『再現』しているんだよ」

「ああ、なるほど!」

「デジピとエレピ、しっかり区別してね」

「はい!」

彼らの明るい返事に少しほっとした。

何が大切なのか、それを深く見つめようとする姿勢を彼らが持つキッカケの一つになれば、それだけでもライブで本物のローズ・ピアノを使った甲斐がある、というものだ。

トップの写真は、そのステージでセッティングしたローズ・ピアノ。
MARK 1 stageタイプ。鍵盤もハンマーも木製。1979年製。


下の写真はライブ本番中を撮ってもらったカット。

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「クルセイダーズ保存委員会」を(冗談半分に)標榜しようかという「NO TEARS」にとって、そのサウンドにローズ・ピアノは欠かせない。
ステージ下手側、リーダーのサックスの高橋厚雄さん、ギターの岩谷耕資郎さん、そしてローズを弾く私。


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ステージ上手側、ベースの高山毅さん、ドラムの沼直也さん、パーカッションの山田智之さん。


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自宅にて、トップカバーを外して「ハープ」と呼ばれるローズの心臓部が露出したところ。
美しく並んだ金属の板は、ハンマーで叩かれた金属棒の振動を共鳴させるための、「トーンバー」と呼ばれるパーツ。


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ハープを直角に立てたところ。
ハープの裏側に、ハンマーで叩かれる金属棒「タイン(Tine)」が並んでいるのが見える。
白と赤がランダムに並んでいるのは、ピックアップ(のコイル)。
鍵盤の奥にはアクション機構が見えている。黒いチップがハンマーの先端で、白いフェルトがダンパー。



「デジタル」と「アコースティックまたはエレクトリック」の本質的な違いについては、ログ「奏でるトイピアノ〜慈しむべき音」の中でも書いていますので、興味のある方は参照くださいませ。

by りき哉


2010年7月24日 (土)

トリオ・ライブを終えて

燃え尽きて、今は燃えカスになっています。

何よりもまず、お越し下さった方々、本当にどうもありがとうございました!!!
この猛暑の中、そしてお忙しい中を、遠くからもいらしていただき、本当に嬉しい限りでした。

さて、無事に終了して、客観的にはどうだったのか、もちろん今はさっぱり判りません。

今回は、久しぶりのリーダー・ライブということで、良くも悪くも力が入っていたと思います。

たぶん皆そうだと思うのですが、リーダーでやるのと、一メンバーとしてやるのは、まったく違います。

一メンバーとしてやる場合は、自分はとにかく良い演奏をしよう、ということに集中できます。
音楽の一つ一つをより良くしよう、素晴らしいものにしよう、ということに集中できる。

でもリーダーとしてやる時は、良い演奏をするのは当然として脇に置いておいて、他に考えなければいけないことが沢山ある。
そのことが、私にとってはとても大変で、慣れればもう少しラクにできるのかもしれませんが、なかなかハードルが高く感じています。

それでも今回、それをやって、やはり得難い充実感みたいなものを(久しぶりに)感じました。

今日はたぶん、自分の良い所も悪い所も、ちゃんと出ていたのではないかと思っています。

ライブの準備、そして本番を振り返ってみると、私は、選曲でも、MCでしゃべる内容でも、そして演奏でも、何か迷うことがあったときにはすべてに於いて「より困難な方」を選択していたように思います。
完全に「攻め」の姿勢でした。

結果論として、(とくに選曲についてですが)「ああ、もっとこうすれば良かったな」と思うこともあるものの、しかしいろいろな選択肢のそれぞれに違う可能性があるはずであり、とにかくより積極的な、チャレンジングな選択だけをした今回の自分の姿勢は、それはそれで一応肯定もしておこう、と思います。
(自分に甘いだけかもしれませんけど。)

たしか岡本太郎も「より困難な方を選択しなければいけない」みたいなことを言っていた、ということを、今これを書きながら思い出しました。

これを機会に、また少しリーダー活動もがんばらなくては、と(今は)思っています。

なってるハウスさんからも「ぜひまた」とお声掛け頂いたので、年内にもう一度くらい企画してみようかと。

「円熟」の域は遥か先のこととして、まだまだ自分の至らなさを楽しみながら頑張りたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

皆さま、本当にどうもありがとうございました!

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補足:ライブ・データ
 2010年7月23日(金)
 中村力哉 Life is now trio ライブ!!
 piano 中村力哉
 bass 西川輝正
 drums 秋葉正樹
 場所:なってるハウス
 東京都台東区松が谷4-1-8 1F
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by りき哉

2010年7月19日 (月)

秋元順子'10春ツアー終了(追記 7/20)

前回の報告からその後、愛知、埼玉、千葉、岐阜、そして千秋楽は三重でのコンサートを無事終え、全国21カ所を訪れた今年の春ツアーは幕を閉じました。


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7月14日、市川市文化会館にてサウンドチェックの合間に。
この日はテレビ(スカパー)の収録もありました。
8月に10回くらい放映されるようです。


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7月17日 岐阜から名古屋へ向かう車窓より。


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7月18日(楽日) サウンドチェック前に駆け足で一瞬だけ行ってみた伊勢神宮(外宮)の参道で。
木々の陰の濃さから、日差しの強さがうかがえると思います。暑い日でした。


4月のツアー幕開けで訪れた釧路・帯広・札幌ではまだ街中に雪が残っていましたが、もうすっかり夏です。
ツアーを無事終えた安堵感と充実感ともに、各地でのギューっと濃縮された時間を思い返すと、それが夢の中であったかのような、切なさまでも感じます。

ひとまずは一段落・・。
次は8月、札幌、横浜、東京にてジャズ・ライブです。


by りき哉

2010年7月16日 (金)

ありがとう RICOH XR-8 SUPER

(今回は単なるカメラ小僧の回想日記です。)

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デジタルの一眼レフを購入してから、この1年半ほど、銀塩(フィルム)カメラの出番はすっかりなくなってしまっていた。

デジタル・カメラを買って受けた恩恵は、写真を撮る枚数が桁違いに増えたことである。

フィルムだと、撮れば撮るほど(フィルム代も、現像・プリント代も)コストがかかるのに対して、デジタルだと、撮れば撮るほど得をする(3万円のカメラで10枚だけ撮影したら1枚当たりのコストは3千円だけど、1万枚撮影したら1枚当たりのコストは3円になる)ような気がするからだ。
(それは比較の方法が間違っている、ということは解っているのだが、どうもそんな気になってしまうのである。)

フィルムは一枚撮るごとに、覚悟が要る。
シャッターを切る度に「これで30円かかる」とか思うので、ピンぼけとか、露出ミスがないようにすごく気をつけるし、被写体も吟味する。
(だから、貧乏性の私はなかなかシャッターが押せない。)

でもデジタルだと、失敗したら消去すれば良いし、とにかくバシャバシャ連写してあとから選べばいいや、という気分になりがちだ。

たぶん、どちらの姿勢も、それぞれ良い面と悪い面があるように思う。

・・・という、カメラの銀塩とデジタルを比べる話に深入りするのはまた今度の機会にして、表題の件に入ろう。

そう、銀塩カメラがずっと棚にしまわれたままだったので、たまには使ってあげようと先日散歩に持ち出したのである。

久しぶりに覗いたファインダーは、最近すっかり慣れていたデジタル一眼レフでの見え方とはまったく違っていて、ハッとするほど景色が大きく鮮やかに目に飛び込んでくるようだった。

「ああ、このカメラではこんな風に見えていたんだっけ」
と感慨を覚えながら、その日最初のシャッターを切ったら、
・・あれっ?

ミラーが戻らない・・・。
(だからフィルムも送れないし、次のシャッターも切れない)

ひょっとして・・壊れた??

機械というのはずっと使わないでいると調子悪くなるものである。
デジタルばかり使っていたのでカメラがヘソを曲げたのかもしれない。

修理に出したら直るのだろうか。
しかし、何千円か(1万円以上かも)の費用をかけて修理する価値があるか、と考えると、とてもそこまではできないように思われた。

思い返すと、もう20年ほど前になるが(私は20代の前半だった)、友人にニコンのFM2を触らせてもらったのが、私のカメラとの出会いだった。
露出計の指針を見て絞りとシャッタースピードをセットし、ピントを自分で合わせて写真を撮る・・という一連の作法をその友人から教わったときの興奮を、今でもよく覚えている。
それまでは、カメラにも写真にもまったく興味を持っていなかった。

そして、それから数年後(おそらく1994年)に自分で購入した初めてのカメラが、この(今回壊れたと思われる)リコーの一眼レフ「XR-8 SUPER」であった。
(ニコンのFM2は高くて、ちょっと手が出なかった。)

このカメラのボディ価格はニッキュッパ(29,800円)。
当時、一眼レフカメラの中では最も(しかも格段に)安かった。

本格的にカメラを趣味にしている人からみたら、おもちゃみたいな値段で作りもそれなりのチープさだったが、それが自分に相応しく思えたし、私は「メカニカル・シャッター」であることが、とても気に入っていた。
もちろん、オートフォーカスもない、自動露出制御もない、完全なマニュアル・カメラである。

また、リコーがKマウントであったことは、私がその後ペンタックス党に進むことを決定づけもした。

カメラと一緒に買った標準ズームレンズをしばらくつけていたが、ある日、中古でペンタックスの「50mm/F1.4」を1万円で入手し、それからはずっとそれをつけっぱなしにした。
F値の暗いズームよりも、明るい単焦点のレンズの方が、撮っていて気分が良かったのだ。

そして、旅行に行く時はいつもこのカメラを持って行くようになった。

2001年ころから数年間に渡って、客船で演奏する仕事をたくさんしていたので、いろいろな土地をこのカメラで写真に撮った。

太平洋の島々・・グアム、サイパン、ニューカレドニア、ケアンズ(オーストラリア)、オークランド(ニュージーランド)、タヒチ、サモア、パラオ、ハワイ・・などなど、それから、サンフランシスコ、シンガポール、コーチン(インド)、アレキサンドリアとカイロ(エジプト)・・・などなど。

・・それに、上陸しているよりはるかに長い時間を過ごす、360度水平線の洋上。

そういった沢山の旅の思い出とともに、このカメラはある。

散歩から戻って、リコーのサービスセンターに問い合わせたら、やはり点検するだけでも6千円くらいかかるとのこと。
自分でミラーをゆっくり押し戻してみる、という方法も教わって試したのだけど、症状を改善することはできなかった。

ついにこの盟友も現役を退くときが来たのかも知れない。

せめてウチのショーウインドウ(に見立てた本棚の一角)に、その栄誉を称えて置いておくことにしよう。

いままで、どうもありがとう、RICHO XR-8 SUPERくん。
(露出やら被写界深度やら・・といった)写真のイロハはもちろん、何よりも写真を撮る楽しさを、私は君からたくさん教わったよ。

トップの写真はその盟友「RICHO XR-8 SUPER」(とペンタックスの50mmレンズ)。
ペンタ部分には(購入してまだ間もない頃にピアノの上から落として)ヒビが入っているし、「使い込まれた道具の『味わい』」と言い張るには無理があるボロボロさ。
50mmのレンズもカイロの街中で落として鏡胴が曲がったりしたけど、こちらはまだ使えている(デジタルの方でも使っている)。


下は、船旅で撮ったたくさんの写真の一部、つまり「写真の写真」。
(ぜんぶサービス判サイズ)

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そして話は、「ようこそ!PENTAX LX」に続く。

by りき哉

2010年7月 5日 (月)

秋元順子'10春ツアーも大詰め

前回のツアー日記「秋元順子'10春ツアー始まる」から、その後、
長野、栃木、新潟、山梨、鹿児島、福岡、滋賀、神奈川、静岡、岡山、愛媛、
と、無事に終了したところです。

ツアー中に撮った写真の中から一部アップします。

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5月23日 昨年も来た「新潟テルサ」。
ここのピアノはベーゼンドルファーのインペリアルモデル。
(鍵盤の左端に白鍵が黒く塗られた1オクターブほどがあるのに注目)
このピアノはひと際すばらしい。


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5月23日 「新潟テルサ」にて。
自分のiPhoneで思い通りの写真が撮れてゴキゲンな(ギターの)永島さん。


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5月23日 「新潟テルサ」にて。
バイオリンの石井夕紀さん。サウンドチェックしているところ。


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5月23日 「新潟テルサ」にて。
エレベを弾くマーク・トゥリアン。


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5月30日 「山梨県民文化ホール」近くで。
写真タイトル「雨上がり」


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6月15日 「鹿児島県文化センター」近くにて。
雨に濡れた石垣と葉っぱの色合いがきれいだったので。


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6月16日 博多の埠頭にて。


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6月20日 琵琶湖の湖畔にて。


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7月1日 この日は岡山から松山への移動日。
松山城(重要文化財)をのんびり見学しました。
天守閣にて寛ぐ順子さん。


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7月1日 松山城にて。
「は〜い、皆さ〜ん、こっち振り返ってくださ〜い」の声に順子さんは「お控えなすって」のポーズ。
画面左から、ドラムの中川さん、ギターの永島さん、順子さん、キーボードの龍大郎さん、ベースのマーク・トゥリアン。


Imgp9387
7月2日 マークと私の二人は、二日間連続で道後温泉を堪能。とても気持ちよかった〜。


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7月2日 その道後温泉を出発する「坊ちゃん列車」の、にこやかで親切な運転手さん。


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7月2日 「松山市総合コミュニティーセンター」にて。
ドラムの中川まことさん。サウンドチェックしているところ。


ツアー後半に向け、気を引き締めてがんばります。

text & photo by りき哉

2010年7月 3日 (土)

「bando-band」と「NO TEARS」のライブ

今月は自分のトリオ・ライブ7/23)とともに、
「bando-band」(7/5)と
「NO TEARS」(7/20)
のライブもあります。

bando-band についてはいつもご紹介している通り。
知らない時空を旅する楽団。
今回は7月5日(月)、中目黒の「楽屋(らくや)」にて。

NO TEARS については以前のログ「NO TEARS」でご紹介しました。
サックスの高橋厚雄さんを中心に強者プレイヤーが集まった、グルービーでメロウでディープなクロスオーバー・セッション・バンドです。
(つまり、とってもハッピーで楽しいライブ・バンドだということです)
前回からほぼ2年ぶりとなるライブ。
今回も各プレイヤーの熱いソロが炸裂することでしょう。
私たち自身、すごく楽しみにしているライブです。
今回は7月20日(火)、調布「GINZ」にて。

お時間のある方、ぜひお越し下さいませ。

以下、詳細です。

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2010年7月5日(月)
bando-band ライブ

19:30スタート
charge¥2,500

bandoneon 大久保かおり
piano    中村力哉
bass    マーク・トゥーリアン
percussion 浜野律哉

中目黒 楽屋
東京都目黒区上目黒2-15-6

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2010年7月20日(火)
NO TEARS ライブ

charge¥3,000

a.sax & s.sax 高橋厚雄
guitar 岩谷耕資郎
piano & Rhodes 中村力哉
bass 高山毅
drums 沼直也
percussions 山田智之

場所:調布 GINZ
東京都調布市小島町 2-25-8 フジヨシ小島ビルB1

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by りき哉

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