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2010年6月24日 (木)

写真について解らないこと

「写真を巡る初心者の思考」vol.4 として

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絵画・書・彫刻・音楽・・・など、アートとしてのそれらは、作者が己の世界観を自分の手でカタチにするものである(と言える、と思う)。

写真はカメラを使って目の前の対象を写したものだが、写した対象は写真家が作ったものではない。

写真に於いて、作者の手によって作り出されたものというのは何なのだろうか。

写真家は、露出をコントロールし、構図を考え、ピントを合わせて目の前の空間あるいは瞬間を切り取る。
レンズやフィルム、あるいはカメラを選択する自由も与えられている。

しかしその一連の作業は、他のアートに比べればシンプルで、作家の意思よりも偶然による支配が大きい・・という場合も多々あるのではないか。
フルオートのカメラなら、シャッターを押すだけで(取り敢えず)写る。

それはつまり、素人でも(運が良ければ)偶然に素晴らしい作品が撮れてしまうこともあり得るということだ。(音楽の場合なら、素人がデタラメにピアノを弾いて偶然にビル・エバンスのような素晴らしい演奏になってしまうことは、どんなに幸運でも・・ない)

・・・と、漠然とではあるが、たぶん写真についてはそんな気分・・というかイメージを持っていたからであろう。
写真の良し悪しって一体何なのだろう、ということが、ずっと謎であった。

例えば雑誌「アサヒカメラ」を見ていて、巻頭の大きな写真に「これの何がいいんだ?」とさっぱり理解できないことも多かったし、コンテストの写真で、「こっちの方が素晴らしいと思うけど、どうしてこっちの方が評価(順位)が上なんだ?」と不思議に思うことも多かった。

でも(たぶん、だからこそ)、それを何とか解りたいという願望が自分の中にずっと潜在していたように思う。

そして、ついに昨年、自分なりの写真の良し悪しを判断する基準を、一つ発見した。

ずっと解らなかったことでも、一つ「気付き」があると、それをキッカケにまた次の「気付き」があるものなのかもしれない。
その第一の「気付き」があってからつい最近(先月くらい)までの間に、更にもう二つほどの「気付き」もあった。

その三つの気付いたことについて、近々に備忘を兼ねて文章にしたいと思っている。
(という、今回は予告編みたいな感じで・・)

冒頭の写真は、つい先日(6月20日、秋元順子さんのコンサート・ツアーで訪れた)琵琶湖の畔にて撮った一枚。
ちなみにこの写真は、iPhotoで少し加工を施している。
モノクロにして、色を少し強め、縁を少しぼかした。

写真をトリミングしたり、加工したりすることの意味合い(是非)も、解らないことの一つである。

text & photo by りき哉

補足:
「写真を巡る初心者の思考」vol.3としてのログ「記録と表現」も今回の話ととても関連深いので、未読の方はどうぞ。

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