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2010年1月10日 (日)

秋元順子ジャズ・アルバムのアレンジとレコーディング

ふぅ〜・・・、と一安心しました。
秋元順子さんの次回アルバムで私がアレンジ&ピアノ担当した4曲のレコーディングが、今日キングレコード・スタジオで無事に終了しました。

このアルバムはジャズです。
ジャズ・スタンダード・アルバム。

担当した曲と、それぞれの楽器編成は、

「BESAME MUCHO」
ピアノトリオ+ストリングス(3-2-2-1)

「MISTY」
ピアノトリオ+テナーサックス

「AFTER YOU'VE GONE」
ピアノトリオ+クラリネット

「EXACTLY LIKE YOU」
ピアノトリオのみ

ね? 思いっきりスタンダードでしょ。
これらを、長年ジャズを歌ってきた順子さんがどう歌っているか、順子さんファンの方々もジャズ・ファンの方々もどうぞお楽しみに!

そして私の仕事について触れると、(どの曲も良いのですが)とくに「BESAME MUCHO」のストリングスを入れたアレンジは白眉です。(と、自賛しておきます)
「私は音楽の専門的なことはよく解らないわ」という方(私の両親とか)も心地よく聴けて、かつ、音楽の専門家にも「お、この曲にこういうコード(ハーモニー)を付けたか!」とちょっと感心されるような、そういうアレンジになっています。
(・・たぶん)

ところで、今回のアルバムではアレンジャーがもうお二方いらっしゃって、その内のお一方、順子さんと親交の深い江草啓介さんは私も昔から個人的にも存じ上げていて、今回同じアルバムで初めて江草さんと共演(一緒に演奏はしていませんが)できたことは、私事ながら嬉しいことの一つです。

その江草さんについて触れた記事を、実は私が秋元順子バンドに初めて参加する直前(2008年4月)に書いています。
その記事が「新郎当てクイズのピアニスト版」。
おヒマな方は良かったら読んでみてください(長いですけど)。
この記事の中の、「えぐりんのお父さん」が啓介さんです。

いろいろな「縁」「出会い」の不思議さや必然性を思う・・・のは今日に限らずいつものことですが、今日もまたそんなことに思いを馳せたりしました。

・・そういうわけで、アルバムの発売をどうぞお楽しみに!
順子さんのファンの方々にはもちろん、例えばですけど、仮に「秋元順子は知らないけど中村力哉のファンだ」という方が百億に一人居たとして(すごい例えですが)、そう言う人(ヒトなのか?)にも推したいアルバムになるでしょう。

発売は春、たぶん・・暖かくなったころ、だと思います。

写真は今日のスタジオにて。

Img_4500
レコーディングを終えて。
左からベースのマーク・トゥリアン、花岡茂社長、順子さん、私、ドラムの今野大輔さん。

Img_4503
ピアノブースにて。

by りき哉

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コメント

レコーディングお疲れ様でした。
素敵なアルバムが出来上がるのが楽しみです。

「専門的なことはよく分からない」サイドの一人では
ありますが、意外性のあるコード付について
いずれ解説して欲しい気もします。
って、解説するものではないのかな?(笑)

それから、「新郎当てクイズのピアニスト版」傑作
ですね。面白くて長さを感じませんでした。

おまけに中村さんの演奏も聴けたし、お得感満載
でした。
赤ちゃんの声(?)とお皿の音はご愛敬ですね(笑)


ミハルカスさん
コード付けについて解説してよろしければ、延々と語ってしまいますよ〜。
・・たぶんキリがないような・・。
ここでは自粛しておきますね(笑)

でも、少しずつこのブログで、音楽の私が思う本質的なことについて文章にできたら良いな、とは思っているのですけど。
ぼちぼちと、いきます。

「新郎当てクイズのピアニスト版」も楽しんで頂けて冥利に尽きます!

どうもありがとうございました〜。

ついに聴きましたよ。
待ちに待った「encore」を。

すべてがご機嫌ですねぇ。
↑を読み直しながら聴いてみると
より親近感が深まるような気もします。

Exactly Like You 前半のウッドベースが
ものすごく効いていますよね。

私にはいつまでも飽きずに聴けるアルバムに
なると思います。

幸せな気分をありがとうございました。
お礼を申し上げます。

そして続編のアルバムも期待していますよ。

ミハルカスさん
どうもありがとうございます。
お待ちどおさまでした!(笑)

アルバム制作に深く関わった立場にとって、末永く愛聴されるというのは何よりも嬉しいことです。

WBとのデュオ部分も含めて、(今回はどの曲も大スタンダード・ナンバーですから)いろいろなところをいろいろな切り口で楽しんで頂けるアルバムになったと思います。

ジャズ・アルバムの「続編」、ぜひぜひ作りたいですね〜!
実現しますようにファンの方々の熱烈な声を、どうぞ届けてくださいね。
「アンコール」のアンコールですね。

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