NO TEARS
恒例的に年に一度しかない貴重な、高橋厚雄さん(sax)率いる「NO TEARS」のライブが盛況に終了した。
このバンドは、メンバー私たちの音楽的ふるさとの中心であった70年代のいわゆるフュージョン音楽を、まったく趣味的に、自分たちが懐かしんで楽しむために活動を続けている。
仕事というより、気分的にはかなり遊びに近い、と言ってよいかも。
しかし趣味的気分だからこそ(なのかどうか分からないけど)、毎度まいど、すこぶるディープで「濃い」内容になる。
今日も楽しかったなぁ!
演奏が熱いだけでなくサウンドがとても温かいのは、厚雄さんの人柄の故だろう。
リーダーの人柄って、やっぱり一番大きい。
今回も私はRhodes piano出動!
会場のグランドピアノとL字に配置して、曲によって使い分けた。
Rhodesを運ぶのはとてもとても大変なので滅多に持ち出さない。
(キーボード持ち込みの仕事はデジピを持参する)
実際、Rhodesはこのバンドの時(つまり趣味の時?)だけにしかこの数年持ち出していないので、そういう意味でも(私にとっては)貴重でビッグなイベントであったのだ。
年に一度のペースで長く続けていると、メンバー各人がちょこっとずつ(少なくとも音楽的には)オトナになっていることが確認できる。それは気のせいで本当はちっとも成長していないかもしれないのだが、そういう確認ができる(ように感じられる)ことも、このバンドの楽しみの一つだ。
お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。
次回は(恒例に反して)今年の10月にまたやろう、と皆で帰り際に話してはいたのだけど、それも毎度のことなので果たしてどうなるかな。
NO TEARS
a.sax & s.sax 高橋厚雄
guitar 岩谷耕資郎
piano & Rhodes 中村力哉
bass 高山毅
drums 沼直也
percussions 山田智之
2008年7月28日、調布「GINZ」にて。
by りき哉
追記(8/10)次回ライブが10月28日(火曜)に決定しました。 今回と同じく、調布GINZにて。
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