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2008年7月31日 (木)

ふろくのシンセサイザー

先日ネットで予約注文しておいたブツが届いた。
学研の「大人の科学マガジン」である。
「大人の科学マガジン」というものの存在はそれとなく知ってはいたのだけど、買ったのは今回初めて。
とてもユニークなコンセプトの雑誌(?)である。目のつけどころがニクい。
今号の付録はアナログ・シンセサイザー(のキット)だということを知って、衝動買いしたのだ。

ふろくによっては、例えば「真空エンジン」はとても格好良くて興味そそられるのだが、1万5千円以上する。
しかし今号は3千円ちょっと。

おぉ!3千円のアナログ・シンセサイザー!
学研のシンセサイザー!!
すごい。
組み立てる楽しみもある。
設計も部品もお膳立てされているので、プラモデルのような感じだろう。
(プラモデルを組み立てるのは小学生のとき以来だ。懐かしいなぁ。)
本の中身もシンセサイザー特集で、結構読み応えありそう。

値段から考えて、もちろん楽器としてのクオリティを期待してはいない。
しかしおもちゃとしても、充分にこれは楽しそうでコストパフォーマンスも高そうだ。
私が飽きたら、子供(2歳半)のおもちゃにちょうど良いかもしれない。
いやいや、あるいはこういうチープなものが意外と仕事で使える飛び道具になるかもしれないぞ。

というようなことを考えながら、えいっと注文したのだった。
自宅のローズピアノの前でパッケージの写真をパチリ。

早速組み立てたいところだけど、明日朝からTAKAO BANDの名古屋・浜松ライブツアーなので、お楽しみはお預け。

Gakken_synth


by りき哉

2008年7月29日 (火)

NO TEARS

恒例的に年に一度しかない貴重な、高橋厚雄さん(sax)率いる「NO TEARS」のライブが盛況に終了した。

このバンドは、メンバー私たちの音楽的ふるさとの中心であった70年代のいわゆるフュージョン音楽を、まったく趣味的に、自分たちが懐かしんで楽しむために活動を続けている。
仕事というより、気分的にはかなり遊びに近い、と言ってよいかも。
しかし趣味的気分だからこそ(なのかどうか分からないけど)、毎度まいど、すこぶるディープで「濃い」内容になる。

今日も楽しかったなぁ!
演奏が熱いだけでなくサウンドがとても温かいのは、厚雄さんの人柄の故だろう。
リーダーの人柄って、やっぱり一番大きい。

今回も私はRhodes piano出動!
会場のグランドピアノとL字に配置して、曲によって使い分けた。
Rhodesを運ぶのはとてもとても大変なので滅多に持ち出さない。
(キーボード持ち込みの仕事はデジピを持参する)
実際、Rhodesはこのバンドの時(つまり趣味の時?)だけにしかこの数年持ち出していないので、そういう意味でも(私にとっては)貴重でビッグなイベントであったのだ。

年に一度のペースで長く続けていると、メンバー各人がちょこっとずつ(少なくとも音楽的には)オトナになっていることが確認できる。それは気のせいで本当はちっとも成長していないかもしれないのだが、そういう確認ができる(ように感じられる)ことも、このバンドの楽しみの一つだ。

お越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。

次回は(恒例に反して)今年の10月にまたやろう、と皆で帰り際に話してはいたのだけど、それも毎度のことなので果たしてどうなるかな。

NO TEARS

a.sax & s.sax 高橋厚雄
guitar 岩谷耕資郎
piano & Rhodes 中村力哉
bass 高山毅
drums 沼直也
percussions 山田智之
2008年7月28日、調布「GINZ」にて。

by りき哉

追記(8/10)
次回ライブが10月28日(火曜)に決定しました。 今回と同じく、調布GINZにて。

2008年7月17日 (木)

ピアノの潜在エネルギー

Piano_of_hocola_2

ピアノには200本以上の弦が張られていて、弦一本あたり90Kg以上の張力がかかっている。
だからピアノのフレームにかかる圧縮力は20トン以上にもなる。
20トンというと、乗用車20台分の重さだ。
ピアノを立てて、その上にクルマが20台積み重なっている図を想像してほしい。

もしもピアノの弦のすべてをいっぺんに切ってしまうと、その蓄えられた力が一気に開放され、鋳鉄でできたフレームが破壊し、近くの人が大けがをすることもあるそうである。

それだけのポテンシャル・エネルギーを、ピアノは沈黙しているときも常に持っている。

・・・ということを念頭に置いてピアノの前に座ると、少しだけ厳かな気持ちを持って一つ一つの鍵盤を下ろすことができる(ような気がする)。


by りき哉

Piano_of_hocola_3


Piano_of_hocola_1

(写真は自宅のMY PIANOです)

2008年7月10日 (木)

すすむ すすむ bando-band(7/18写真UPしました)

来る7月15日(火曜)は中目黒「楽屋」にて、バンドネオンのバンド「bando-band」のライブです。
今回も風景の広がる新曲を携え、bando-bandはぐんぐん進化&深化しています。


丘の向こうから
何か 何か やってくる
あの音 あの音は…
青き楽隊
山を越え 丘を越え
村を巡り 町を巡り
あの音 あの音は…
青き楽隊
知らない時空を旅する楽隊
Basha

(詩とイラスト by 大久保かおり@bando-bandリーダー)


お時間などある方、青き楽隊の世界をどうぞお楽しみに!

詳細はライブページに。
bando-band のホームページはこちらです。

by りき哉

追記(7/16)
おかげさまで盛況に終了しました。
お越しいただいた方々、どうもありがとうございました!
予告の通り一段と音楽ベクトルの矢印が太く長くなったbando-bandの世界を、楽しんで頂けたのではないでしょうか。
私たちもとても楽しかったです。

次回は9/2(火曜)、同じく「楽屋」にて。
またお会いしましょう!

追記(7/18)
ライブの写真を頂いたのでアップしました。

Bandoband0807151

Bandoband0807152

photo by rika okubo

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